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事務局: 2016年12月アーカイブ

月刊「労働運動」2016/12月号

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(※表紙の写真は、11月6日東京・日比谷野音の労働者集会後、デモ行進)

■甦る労働組合

民主労総と連帯し、ストで安倍首相、小池都知事を打倒しよう!

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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佐藤 賢一 (全国労組交流センター常任運営委員、自治体労働者部会代表)
 「アリガトウ」「ガンバッテー」
大通りの真ん中で組合の旗を持って待機する私たちに、流暢とはいえない日本語で次々と声がかけられる。2016年11月12日夜、韓国大統領府前の光化門前の大通り。史上空前の100万人を超えるデモのど真ん中だ。民主労総の国際部の人が、「なぜここに日本人が組合の旗を持って立っているのか」と何度も聞かれ、ニコニコしながら質問に答えている。それに対する返答として、デモ参加者からこの声がかけられているのだ。
 「朴大統領は自ら退陣せよ」老若男女が声をあげて我々の隊列とすれちがう。携帯で旗や私たちの写真を撮る人、日本語や英語で話しかけてくる人がひきも切らない。私たちと一緒に記念写真をとり、「アリガトウ」と手をふり歩き去っていく。労働組合員だけでなく、韓国民衆も、動労千葉を中心とした日本の220人の国際連帯の部隊に触れ、そして「朝鮮戦争反対」「安倍打倒」のプラカードをも持つ私たちに、民衆としての国際連帯を見たのだ。まさに真の国際連帯が始まった。この唯物論的現実は強烈なインパクトを与えたに違いない。

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