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事務局: 2019年7月アーカイブ

月刊「労働運動」2019/7月号

■甦る労働組合

関生弾圧粉砕! 改憲阻止運動を拡大し、8月、9月闘争から11・3集会1万人結集へ

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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※表紙の写真は、6・9国鉄闘争全国運動集会に1430人が結集して 団結ガンバロー

木下 浩平(全国労組交流センター常任運営委員・全国金属機械港合同)

 全国労組交流センター会員の皆さん、読者の皆さん、各地でのご奮闘に敬意を表します。
 安倍政権による憲法改悪・戦争情勢の中で、労働組合をめぐる攻防が、とりわけ関西で激しく闘いぬかれています。昨年7月以来、権力の弾圧に次ぐ弾圧と闘いぬいている全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部に対して、また許し難い弾圧が滋賀と京都で起きました。
 6月18日、滋賀県警組織犯罪対策課が威力業務妨害で4人の仲間を逮捕しました。工事現場で出た汚水が川に流れているとコンプライアンス違反を指摘し、現場で働く労働者に事実を知らせるビラをまいたことが罪だというのです。4人の中にはその行動をビデオ撮影していただけの青年や、6月に保釈奪還されたばかりの仲間もいます。
 さらに翌6月19日、京都府警組織犯罪対策課が武委員長以下5人の仲間と協同組合の理事2人を強要未遂・恐喝未遂で逮捕しました。ここでは現場で労働者が組合員として公然化したことに追いつめられた経営が、一方で廃業をほのめかし、他方で組合員が求めた、保育所に子どもを預けるために必要な「在籍証明」を会社が出さないと対応したことに組合員が抗議したことを口実としたものです。
 すでに弾圧は12波、逮捕者は75人にのぼり、戦後最大の労働組合つぶしの権力弾圧です。さらに日常的な尾行、嫌がらせ、任意出頭、家宅捜査が続いており、弾圧情勢としても収束の兆しはありません。この中で、関生支部執行部や青年女性部の仲間たちを先頭に、逮捕・勾留当該を支え、支部と運動を守り、行動を継続しています。

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