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全逓: 2011年5月アーカイブ

賃下げ首切りを許すな!

0523.pdf

労働者一人あたり50万円の賃金カット
こんな妥結は認められない
本部は首切りも賃下げも全て認めるのか!

 5月13日、JP労組中央本部は一時金年間3・0ヶ月とする会社側回答を丸のみし妥結しました。前年4・3ヶ月から1・3ヶ月もの賃下げです。会社は、この一時金削減によって総額1150億円をつくり出すという。この金額は、JPEX計画の失敗による赤字と同額です。西川前社長と斎藤社長、鍋倉郵便事業会社社長らが経営判断の失敗で作った赤字を、全額私たち労働者の賃金カットでまかなおうというのです。なんという恥知らずでしょうか。
 斎藤社長はメッセージで「危機克服には痛みが必要。その痛みは経営陣も共有する」そして、斎藤・鍋倉社長は30%の報酬カットだという。斎藤社長の役員報酬は年3千万円です。30%カットでも2100万円の年収です。何が痛みを共有するだ!
 JP労組本部は、2月の中央委員会で「安易な雇い止めは許さない」と答弁しておきながら首切りと賃下げに全面協力しています。私の回りでも「なんのための組合か」「本部の『会社の発展が労働者を幸せにする』と言ってやってきたことの結果が、仲間の雇い止め・解雇、3年連続の賃上げゼロ、ボーナスの大幅カットでいいのか!」と怒りの声が噴出しています。
 今こそ労働組合で闘うときです。労働組合が闘わない組合ならば、私たち組合員が正していかなければなりません。3月末のゆうメイトの雇い止め解雇攻撃に対しても分会・支部段階で団結して撤回させた闘いが報告されています。
 今、被災地をはじめ全国で震災解雇や賃下げが横行しています。しかし、いかなる理由があろうとも、解雇は労働者として認めてはいけません。「仕方がない」というのは、労働者を犠牲にして会社・資本家だけが生き残ろうとする都合のいい合い言葉です。
 私たち労働者は、生きるために団結して闘おう。会社の横暴と非妥協的に闘いぬく労働組合を、現場組合員の手でつくり出そう!
 

年間一時金50万円カットを許さないぞ!

20110509.pdf

私たちはJPEXの赤字をつくった

西川(前日本郵政社長)、斎藤(日本郵政社長)、鍋倉(郵便事業会社社長)の

責任をうやむやにさせない

今こそ労働組合の出番だ! 
ストライキを含む闘う方針を

年間一時金50万円カットを許さないぞ!

 郵便局で働く皆さん、私は、郵便内務の労働者です。
 現在、春闘中央交渉が大詰めを迎えています。4月28日、経営側から第2次回答がだされました。その中身は、JPEXの失敗で生み出された赤字を理由に「グループ5社23万人の年間一時金(ボーナス)を、11年度に総額1千150億円削減する。労働者一人あたり平均で50万円(昨年の4・3カ月から1・3カ月減→3・0カ月)の賃金引下げ」です。
 これではローンを抱えた仲間はやっていけません。斎藤・鍋倉社長らは、自らつくりだした赤字の経営責任を開き直って、私たち現場に犠牲を押しつけようというのです。『ふざけるな! 西川前社長以下現経営陣は、自分達でつくった赤字は自分たちで責任とれ!』という怒りでいっぱいです。私たち労働者は、赤字をつくった責任を絶対にうやむやにさせてはならないと強く思います。
 

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