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全逓: 2012年2月アーカイブ

会社と一体のJP労組本部は許せない労働組合をとりもどそう

2012年2月9日発行 全国労組交流センター全逓労働者部会

会社と一体のJP労組本部は許せない
労働組合をとりもどそう


非正規の仲間の3月末雇い止め・賃下げを阻止しよう


 郵便局で働くみなさん。2月16~17日に仙台でJP労組中央委員会が開催されます。明らかにされた議案は、会社と一緒になって競争をあおり、労働者を労働強化に追い込もうというもので絶対に許せません。
 今年の春闘の経営側の指針を示す日本経団連の『経営労働政策委員会報告』では、「企業存続こそ労使の最大の課題」と主張し、「賃上げなど問題にならない」として「定期昇給の凍結」を打ち出しました。これは全労働者の非正規職化を進めるということです。
 JP労組本部は、この日本経団連と同じ立場です。会社の責任でつくり出したJPEX計画の破綻による大赤字の責任追及もしません。会社と一緒に「郵便再生」を叫び、いっそうの労働強化に駆り立てるだけです。こんな中央本部をぶっ飛ばして、労働組合を私たち現場労働者の手に取りもどそう!

4万6千人の首切り計画を撤回させよう

 会社は昨年1月にJPEX計画の破綻による赤字の穴埋めのために「4万6千人の非正規職の首を切り、人件費320億円を削減する」計画を作成しました。そして大量解雇を実施しました。その結果、全国の職場で業務が大混乱しています。
 越谷支店と船橋支店で違法な「タダ働き」「超勤隠し」が発覚し、労基署の立ち入り調査が入りました。これは氷山の一角です。
 JP労組本部は、この非正規職の雇い止め解雇に賛成しています。それは、今回の中央委・議案の中に一言もないことからも明らかです。断じて許せません。

特別報奨金」支給はごまかしだ!

 中央本部は、成果として特別報奨金の支給実現を打ち出しています。昨年、会社は一時金カットは2年間行うと言っていました。ボーナスの1・3ヶ月カットを認めておいて、0・2ヶ月支給を成果と喜べるか!
 みなさん。同じ職場で働く労働者の首切りに反対しない労働組合に未来はありません。今こそJP労組を私たち自身の手で一から作り直す時です。分会・支部から意見を上げていきましょう。JP労組を闘う労働組合につくり変えることが大リストラを阻止する道です。未加入の労働者も加入して、JP労組を現場から作りかえよう。

 

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