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月刊「労働運動」2017/8月号

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※表紙の写真は、7月23日動労総連・北海道の結成集会で挨拶する長尾信一委員長と成田昭雄副委員長

■甦る労働組合

闘いはこれからだ! 17~18年改憲阻止決戦で安倍・小池を監獄へ

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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岩本 正治(全国労組交流センター副代表、全逓部会)

 7月都議選への全国の仲間の総決起本当にご苦労様でした。
北島邦彦氏への投票数は2496票でした。開票直後の7月3日に行われた選挙事務所での総括会議で、参加した首都圏の仲間から出た選挙戦を闘っての思いは、本当に熱いものがありました。「2496票は悔しい。私たちの街頭での真正面からの〝安倍を監獄へ、小池を倒そう〟の訴えは日ごとに手ごたえを感じた」「選挙戦は本当に楽しかった。こんな選挙は初めてだ」「『どこの党ですか』と聞かれて、『新しい労働者の党です』と答えてスッキリした」「地域・労働組合の拠点が必要だと痛感した」「闘いはこれからだ。安倍をゼネストで監獄へ叩き込もう」等々。団結して総力で主体的解放的に闘ったみんなの感想は今回の選挙闘争総括の土台としてあると思います。
 都議選の結果はご承知のとおり、自民党の歴史的惨敗と小池率いる都民ファーストが勝利しました。自民党の戦後始まって以来の惨敗の要因は、労働者・家族の安倍への腹の底からの怒りです。みんなの怒りに向き合った「安倍を監獄へ!」の渾身のアピールは、この選挙戦で投票数の数千倍の人の心に届いたことは間違いありません。

私たちは、都議選決戦で支配階級の大分裂を切り開き、安倍をグラグラに追いつめたのです。特定秘密保護法強行、戦争法強行、共謀罪強行・・・、そして森友学園・加計学園大疑獄の隠ぺいと逃亡の現実。秋葉原街頭での「安倍辞めろ」の怒りのコールに「あんな人たちに負けるわけにはいかないんです」発言は、支持率30%を切った死に体になった安倍の姿です。そしてその危機から、安倍は2020年改憲(戦争)から前倒して、今秋の臨時国会の憲法調査会に自民党改憲案を出し、18年通常国会で改憲の発議、衆議院総選挙で国民投票を狙っています。小池は安倍と一体の改憲派です。17~18年は、首都東京をめぐって改憲阻止大決戦に突入します。
 併せて、労働基準法改悪で安倍にすり寄った連合・神津会長・逢見事務局長体制も崩壊・分裂の動きを加速させています。労働運動の新たな復権の時代の到来です。
 カギはゼネストです。ゼネストを実現できる労働組合を無数につくり、組合の拠点・地域拠点建設に全力で踏みだそう。
 最後に、「戦略特区ドリルで岩盤に開けた穴、覗いてみたら〝腹心の友、加計学園理事長あり〟」。

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