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月刊「労働運動」2017/9月号

※表紙の写真は、7月23日動労総連・北海道の結成集会で挨拶する長尾信一委員長と成田昭雄副委員長

■甦る労働組合

闘いはこれからだ! 17~18年改憲阻止決戦で安倍・小池を監獄へ

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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※表紙の写真は、8・6ヒロシマ闘争で原爆ドーム前から安倍弾劾のデモに出発するデモ隊

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西田 貴広 (全国労組交流センター常任運営委員、神奈川、全逓部会)

2017年、世界は「戦争か革命」の時代が本格的に始まりました。全世界で新自由主義への怒りが爆発し、ゼネストや暴動的反乱が開始されています。過剰資本・過剰生産力と私有財産制が引き起こしたこの情勢を資本主義は解決できず、排外主義と差別・分断、戦争=革命圧殺で乗り切ろうと戦争衝動を強めています。朝鮮侵略戦争が世界戦争に行きつくのは必至です。戦争を止める力は労働者のゼネストと国際連帯です。韓国民主労総のゼネストと固く連帯し、日本におけるゼネストを実現しよう。日本の労働者の闘いが決定的に問われています。

戦争・改憲と利権まみれの安倍政権に対する、労働者の怒りの決起が始まりました。森友・加計疑獄に見られるように、労働者の税金と財産を私物化した嘘と開き直りの政権であり、教育勅語と侵略戦争賛美で子どもの未来を奪う政治だということがはっきりしました。さらに「働き方改革」で労働組合を叩き潰し、首切り自由と総非正規職化、長時間労働と残業代ゼロの社会にしようとしています。
 激しい政治的・経済的危機に叩き込まれている全世界の資本主義。トランプはアメリカのブルジョアジーから見捨てられ、政権運営もできない状況です。トランプ政権以上に危機と混迷を深めているのが安倍政権です。今秋にも解散総選挙に打って出て、改憲と戦争、労働法制解体に絶望的に踏み込もうとしています。
 打倒される寸前の安倍政権と資本主義を救済しているのが連合です。労働者のゼネストと革命に向かう闘いを圧殺し、戦争協力と資本の奴隷となることを労働組合の名のもとに推し進めています。その連合の本性が暴かれ、連合に対する激しい怒りが叩きつけられています。いまこそ闘う労働組合を甦らせるチャンスが訪れています。そのために、動労総連合青年部と共に全労働者の力で国鉄決戦に勝利しよう。JRの第3の分割・民営化攻撃に勝ちぬく中に、連合を打ち破る闘う労働組合を生み出す道があると思います。職場の中にこそ安倍政権と連合に対する激しい怒りが渦巻いています。怒りを引き出し結合できた時、ゼネストをたぐり寄せ、革命情勢をつくりだすことができます。ゼネストで腐りきった社会を一刻も早く変え、戦争が始まる前に絶対に止めよう。
 今年はロシア革命から100年です。ロシア革命で切り開かれた労働者権力を引き継ぎ、日韓労働者を先頭とする国際連帯で世界革命の扉を押し広げよう。レーニン・ボルシェビキは少数派から多数派になるために、「労働者の中へ」の目的意識的闘いを機関紙を軸に組織し「全ての権力をソヴェトへ」をスローガンに勝利しました。
 この闘いに学び、連合と対決し、職場から11・5労働者集会の圧倒的組織化を勝ち取ろう。

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