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月刊「労働運動」2018/5月号

■甦る労働組合

泉佐野市議選に勝利し、安倍打倒へ! 改憲阻止大行進運動を発展させよう

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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※表紙の写真は、4・22尼崎事故13年弾劾闘争で事故現場まで進むデモ隊。マンションはドームで覆われた。

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木下 浩平(全国労組交流センター常任運営委員、関西労組交流センター代表)
 全国で闘う仲間の皆さん。
 朝鮮半島情勢が激しく動く中で、安倍政権は、森友学園での公文書偽造問題から自衛隊の日報隠ぺい、加計学園問題など、腐敗の極みが次々と暴露され、完全に崩壊寸前です。しかし、この危機と混乱に乗じて、働き方改革や朝鮮戦争をあおり、支配を維持しようとしています。政治が腐敗を極め、戦争前夜の情勢だからこそ、今こそ労働組合で団結して「命より金もうけ」の社会をひっくり返そう。
 5月6日告示、13日投開票の泉佐野市議選は、米英仏によるシリア空爆=戦争突入情勢の下で、改憲と戦争、労働法制改悪、「命より金もうけ」の安倍と千代松市長を打倒する闘いそのものとなっています。泉佐野市議選では、関西合同労組泉州支部書記長の中川いくこさんが「安倍・トランプによる朝鮮侵略戦争をとめよう」「命より金もうけの安倍・千代松市長を倒そう」「安倍の働き方改革うち砕こう」「労働者の新しい政党をつくろう」のスローガンを掲げて闘っています。 関西新空港が泉佐野にできてから30年。一握りの政治家と経営者がぼろ儲けしてきた一方で、泉佐野の労働者・住民の未来は奪われ続けてきました。病院や公立保育園は次々と民営化され、金もうけの道具とされました。市の職員は首を切られ、災害対策すらも成り立たない状況です。何より地域の団結が破壊され、多くの労働者が不安定な非正規職に叩き込まれてきたのです。千代松市長は、関空利権で生じた赤字のツケを労働者に押し付け、民営化と軍事空港化=戦争で乗り切ろうとしています。これは全国の自治体で起きていることであり、まさに安倍政権と一体です。

この選挙決戦は、昨年の東京都議会議員選挙、衆議院議員選挙という二つの選挙闘争を引き継ぐ闘いであり、全国労組交流センターの団結で地域丸ごとの決起をつくり出す闘いです。
 3月25日、動労千葉、連帯労組関西生コン支部、金属機械港合同などが呼びかけて、自民党大会を直撃する「改憲・戦争阻止!大行進」運動が発足し、「安倍を監獄へ」と1200人が都心を貫く銀座デモに立ち上がりました。今や国会前は連日、あらゆる怒りの思いが解き放たれ、機動隊の阻止線を突破する数万の労働者市民の実力闘争の場となっています。
 こうした情勢は泉佐野も同じです。すでに30年にわたって前市議の故国賀よしじさんと共に関空絶対反対を貫いて闘う泉州住民の会や、この選挙闘争の渦中で新たな分会結成を勝ちとった関西合同労組、さらに婦人民主クラブ全国協議会が泉州支部を結成しました。いよいよ選挙闘争勝利でもってすべての怒りを解き放つ時です。階級的労働運動の飛躍をかけて、必勝めざし闘いましょう。
 そして改憲阻止へ大行進運動を発展させていきましょう。
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