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月刊「労働運動」2018/7月号

■甦る労働組合

労組交流センターが先頭に立ち、改憲・戦争阻止大行進運動をつくりだそう!

月刊労働運動 2014/1月以降からの記事 

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※表紙の写真は、6月10日、「改憲阻止!」「働き方改革法案粉砕!」の国会闘争に決起した労組交流センター

徳永 健生(全国労組交流センター常任運営委員、医療福祉部会)
 6月12日に初の米朝首脳会談が開催された。マスコミをはじめ「平和の醸成」などと宣伝されるが、具体的道筋などはなく、この会談は朝鮮半島に平和など絶対にもたらさない。トランプとキムジョンウンの目には、平和など映っていない。彼らに65年もの長きにわたって38度線で暴力的に分断され抑圧され続けてきた南北朝鮮人民の怒り、悲しみなど絶対にわからない。
 「体制の保証」「朝鮮半島の完全非核化=米国による核の独占支配体制のことだ!」、彼らが望むことは、崩壊していく自らの体制を汲々(きゅうきゅう)と守り抜くためには核戦争も辞さないということだ。
 最も危機感を抱いているのは、埒外に置かれた安倍に他ならない。だからこそ今国会での「働き方改革=過労死推進」法案の強行成立から今秋の改憲攻撃へと突き進んでいる。

沖縄では辺野古基地建設、そして首都東京では1年半も前倒しで米軍横田基地へのオスプレイの正式配備を今夏にも強行しようとしている。日米帝国主義は朝鮮半島での戦争へ準備を進めているのだ。
 6月17日、横田へのオスプレイ配備を絶対に許さない第一弾の集会(東京平和運動センター主催)が、地元福生市において1900人の大結集で闘われた。我々も三多摩労組交流センター、東京労組交流センターを先頭に結集した。国労、自治労、教労、東交、全水道、私鉄の組合旗がデモで翻った。連合傘下の労働者へ国鉄決戦を持ち込み組織する闘いに全力をあげよう。
 1971年11月、星野文昭さんは全人民の先頭でペテン的な沖縄返還協定に反対して渋谷闘争に立ち上がった。無罪・正義を訴え43年間いまも獄中で不屈に闘いぬいている。星野さんは沖縄・三里塚の労働者農民に思いをはせ、人間らしく生きられる社会の建設を求めてゼネスト・革命を呼びかけている。6月3日の星野さん解放を求める高松集会は1000人結集で大成功した。
 そして、国鉄闘争においては、1047名解雇撤回をめぐってJR東日本と真正面から争う労働委員会闘争の開始、乗務員勤務制度改悪をめぐる決戦に突入した。乗務員勤務制度改悪との闘いは、第3の分割・民営化との闘いであり、「働き方改革」、改憲との最前線の攻防だ。7・1国鉄闘争全国運動集会を踏まえて、全産別で闘う労働組合を甦らせ、動労千葉、動労総連合と共に決起しよう!
 労組交流センターの任務は今秋に向け全国で「改憲・戦争阻止大行進」運動を作りだすことだ。星野さんのように、労働者人民の怒り、憤りに思いをはせ、共に闘うことが必要だ。職場の怒りを共有し、共に闘うことだ。南北朝鮮人民と共に改憲戦争阻止の7・8月の闘いに立ちあがろう!
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