「JP労組」と一致するもの

月刊『労働運動』26頁(0286号01面01)(2014/01/01)


 

■労働者の目

「国鉄闘争勝利・反原発・改憲阻止・星野奪還」で2014年を闘おう!
 

 

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■労働者の目
1047名解雇撤回・JR復帰10 万筆署名と一体で、「月刊労働運動」の拡大から交流センターの会員拡大につなげよう!
岩本 正治 副代表運営委員 全逓労働者部会代表

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総 5月8日、東京高裁・難波裁判長は、すべての証人申請を却下し、一切の事実調べを拒否して動労千葉の鉄建 猛暑のなかで、この7~8月を闘い抜いた会員・読者のみなさん本当にご苦労さんです。
今月に迫った、動労千葉鉄建公団訴訟9・25難波反動判決を粉砕するために、「解雇撤回・JR復帰」を求める10万筆署名を全国の職場・地域で労組交流センタ―の総力で集めきろうではありませんか。
 7~8月の闘いは、動労水戸の被曝労働拒否・交番検査粉砕のストライキと山本太郎さんの参院選での勝利、8・6広島反核・反原発世界大会―8・9長崎、8・15集会と、「階級的力関係を大きく変える4ヶ月決戦」の中で、国鉄闘争を日本の労働者・労働組合の階級的大結集の基軸の闘いとしてさらに前進させたことは間違いありません。とりわけ、動労水戸の外注化阻止・被曝労働拒否・被曝車両K544の交番検査粉砕のストライキは、被災地福島で耐え抜いて生きている人々との連帯と闘う方向性を示すものとしてありました。同時に、この闘いは国労郡山工場支部の闘いへとつながり、国鉄決戦が国労の現場組合員の階級的闘いを呼び覚ます大きな一歩を切り開きました。

〔JP労組大会で本部を弾劾し、デモを行う全逓部会の仲間(8月20日)。大会の最終日には、大幅賃下げと非正規職化を進める本部方針に3割の反対票がでた〕
 

 

月刊「労働運動」2013/7月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目
団結した組織力で情勢を切り開こう
西田 貴広 常任運営委員全逓

  6・9国鉄集会で、「9・25判決までの4カ月間は、国鉄闘争の最大の正念場であり、階級的労働運動が登場できるかどうかのかかった闘いである。目の色を変えて、闘いと組織化に総力で取り組もう」という確認がなされたと思います。
 この確認を実現するために、交流センターに結集する仲間は、今までの活動スタイルを一変させ、自分の全存在をかけて職場、地域で残り3カ月の決戦を闘い抜こう。
 今や資本主義を打倒して、労働者階級の未来を切り開けるのかどうかのかかった決戦として、国鉄闘争は激突局面を迎えています。この間の攻防は、87年の国鉄分割・民営化以上に常識を逸脱しています。動労千葉の1047名解雇撤回裁判と昨年の10・1外注化攻撃は常識も論理もない、外注化ありき、不当判決ありきの攻撃です。こんなことを許したら、どんなひどい攻撃も許される世の中になってしまいます。絶対に許してはなりません。怒りに燃えて闘いに立ち上がろう。

(写真 国鉄闘争全国運動6・9全国集会に1800 人【東京・文京シビックホール】)
 

 

月刊「労働運動」2013/2月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

いよいよ現場労働者の出番だ! 民営化絶対反対貫く2013春闘を!
星野 勝紀 副代表運営委員 JP労組東京銀座支部

 今年度もあと2カ月。当局の「タンクロ」=単年度黒字の号令のもと、職場から悲鳴と怒りの声が聞こえてくる。自民党・小泉政権下で強行された郵政民営化だが、はじめから金儲けの道具にしてはいけない事業を、民営化して黒字にすると言っているほうがおかしいのである。郵便事業は全国あまねく公平が建前だ。ここをはっきりさせなくてはならない。
 はなからおかしいことをやらざるを得ないところに来ている根本原因は何か。今の資本主義の世の中が行き詰まっているからだ。郵政民営化の背景には、1千兆円を超える国家財政の危機があった。郵政を民営化して解決したのか、まったく否だ。危機は深まる一方だ。民営化、規制緩和で、世の中が良くなるなど、まったくのウソである。郵便局で働く私たちが一番良く知っている。6割の非正規化の現実を見よ。新自由主義政策のもとで政財界の推し進める民営化攻撃は、フルアウトソーシングと総非正規化に向かっている。

(写真 全国の主要郵政職場で一斉に元旦ビラを配布【1月1日 東京・銀座局前】)

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職場を分断する新人事・給与制度絶対反対
10月のJP労組中央委に現場の声を!

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月刊「労働運動」2012/6月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

 郵政民営化は完全に破産した
西田 貴広 常任運営委員 JP労組

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 今や、郵政民営化は完全に破産しました。郵便事業は、赤字に転落し債務超過の危機にまで行き着きました。郵貯・かんぽ生命も、国債を買い支え、その利払いで利益を上げているだけです。民営化、規制緩和を推進すれば、国家の財政赤字も、郵政事業も安定するなんてウソもいいとこです。
 そもそも、新自由主義攻撃の実態をなす、民営化と規制緩和、労組解体攻撃は、その場しのぎの、無責任体制だということです。郵政資本とJP労組がやっていることは、「郵便事業の存続のために郵政労働者は犠牲になれ」だけです。赤字の経営責任などいっさい取らない郵政資本。それに協力してきたJP労組も同罪なのに誰も責任を取らない。責任を取らされているのは現場の労働者です。
(写真 全逓労働者部会がJP労組組合員に訴え【JP労組第4回定期大会、昨年6月15日 川崎市】)


2012年5月10日発行
 

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職場をバラバラにする新人事・給与制度反対


6月全国大会へ「反対」の意見を集中しよう!

労働組合は賃下げ・雇い止め解雇に反対しよう!

許せない大幅賃下げ

 郵政職場で働くみなさん。
 「新たな人事・給与制度」は、大幅な賃下げです。会社は、この新賃金制度を通すために「カットを2割」に修正提案してきましたが、ほぼ3割の賃下げです(左に掲載した解説例を参照)。
 会社とJP労組本部がいう「賃下げを意図するものではない」とは真っ赤なウソ。基本給3割カットと仲間を競わせて差をつける成果主義賃金です。
 「頑張ったものが報われる賃金制度」に変えると言っていますが、現場には、頑張っていない労働者は一人もいません。「大赤字」の元凶となったJPEX計画の失敗と宅配便の再統合による大混乱の時も、お客さんに毎日怒鳴られてつらい思いをしながら、極端な人減らしの中を現場が全員で頑張ってきたのです。会社を動かしているのは、仕事のわからない、責任も取らない管理者ではない。現場の労働者全員の頑張りです。

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(写真 5・1メーデーで郵政本社前をデモ行進する郵政非正規ユニオンと郵政労働者の仲間達)

 

2012年2月9日発行 全国労組交流センター全逓労働者部会

会社と一体のJP労組本部は許せない
労働組合をとりもどそう


非正規の仲間の3月末雇い止め・賃下げを阻止しよう


 郵便局で働くみなさん。2月16~17日に仙台でJP労組中央委員会が開催されます。明らかにされた議案は、会社と一緒になって競争をあおり、労働者を労働強化に追い込もうというもので絶対に許せません。
 今年の春闘の経営側の指針を示す日本経団連の『経営労働政策委員会報告』では、「企業存続こそ労使の最大の課題」と主張し、「賃上げなど問題にならない」として「定期昇給の凍結」を打ち出しました。これは全労働者の非正規職化を進めるということです。
 JP労組本部は、この日本経団連と同じ立場です。会社の責任でつくり出したJPEX計画の破綻による大赤字の責任追及もしません。会社と一緒に「郵便再生」を叫び、いっそうの労働強化に駆り立てるだけです。こんな中央本部をぶっ飛ばして、労働組合を私たち現場労働者の手に取りもどそう!

4万6千人の首切り計画を撤回させよう

 会社は昨年1月にJPEX計画の破綻による赤字の穴埋めのために「4万6千人の非正規職の首を切り、人件費320億円を削減する」計画を作成しました。そして大量解雇を実施しました。その結果、全国の職場で業務が大混乱しています。
 越谷支店と船橋支店で違法な「タダ働き」「超勤隠し」が発覚し、労基署の立ち入り調査が入りました。これは氷山の一角です。
 JP労組本部は、この非正規職の雇い止め解雇に賛成しています。それは、今回の中央委・議案の中に一言もないことからも明らかです。断じて許せません。

特別報奨金」支給はごまかしだ!

 中央本部は、成果として特別報奨金の支給実現を打ち出しています。昨年、会社は一時金カットは2年間行うと言っていました。ボーナスの1・3ヶ月カットを認めておいて、0・2ヶ月支給を成果と喜べるか!
 みなさん。同じ職場で働く労働者の首切りに反対しない労働組合に未来はありません。今こそJP労組を私たち自身の手で一から作り直す時です。分会・支部から意見を上げていきましょう。JP労組を闘う労働組合につくり変えることが大リストラを阻止する道です。未加入の労働者も加入して、JP労組を現場から作りかえよう。

 

 自ら作った赤字の責任をほおかぶりし大リストラを進める斎藤(日本郵政社長)・鍋島(郵便事業社長)らに

 すべての責任ををとらせよう

 団結をつくりだして共に闘おう

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 年末年始繁忙まっ最中で働くみなさん、大変お疲れさまです。
 2012年をむかえ、新年冒頭のアピールをおくります。
 東日本大震災から10か月がたちました。私たちは改めて、極寒の季節の中で生きるための闘いを貫いている被災地の労働者とともに、労働者・労働組合の団結した力で闘いぬいていきます。
 郵政民営化から6年、民営化の破たんの現実は日常の職場の状況をみれば明らかです。この現実を生みだした一切の原因・元凶は、自らつくりだした赤字の責任を頬かぶりし事業危機を煽り、労働者ほおに全ての犠牲を押し付ける斎藤・鍋倉社長ら経営陣と、これを労使一体で進めるJP労組中央本部にあります。1000億円を超える赤字と昨年1年間で4万人の非正規労働者の仲間を解雇した斎藤・鍋倉社長の責任をうやむやにしてはなりません。新・旧経営陣の「私財」をすべてはきださせ、職場を私たちの手に取りもどそう。
 現場への犠牲転嫁を許さず、団結をつくり出して、共に闘おう!

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9・29郵政本社~10・1東京多摩局へ

解雇撤回! 怒りのデモを打ちぬく

犠牲を現場に押しつける 「郵政再生に向けてバージョン1」弾劾!

s20111001a-1 (写真 9月末日をもって齋藤委員長の雇い止めを強行した東京多摩支店に対して怒りのデモの起つ(10 月1日、東京多摩支店前)

  9月29日、雇い止め解雇をはじめとした「郵政大リストラ」攻撃を弾劾する郵政本社デモが行われた。デモは、郵政非正規ユニオンの仲間たちが中心となって呼びかけたもので、首都圏の郵政の仲間を先頭に250人が参加しました。
 郵政非正規ユニオン委員長の齋藤祐介さんは「今日のデモはすべての非正規職労働者の怒りのデモだ。非正規職(制度)をなくそう。『非正規労働』なんて差別なんだと知らしめよう」と訴え、デモ隊は繁華街に出ました。

追い出されるのは斎藤、鍋倉社長の方だ!

 

s20110930b-2(写真 郵政本社に対して「すべての雇い止めを撤回しろ」「非正規職制度を撤回しよう」と郵政非正規ユニオンの組合員を先頭に250 名が怒りの声を上げて弾劾した(9月29 日、郵政本社前)

 デモ隊は仕事帰りの労働者でごった返す新橋から霞が関の日本郵政本社ビルへ。多くの労働者が沿道から手を振ってエールを送っていました。本社前でシュプレヒコール。「日本郵政・斎藤社長、日本郵便・鍋倉社長は出てこい!」「すべての雇い止めを撤回しろ!」「赤字の責任を現場に押しつけるな!」。本社ビルから出てくる多くの労働者がデモ隊に注目する一方、郵政当局はガードマンや管理職を並べて阻止線を張り狼狽した姿をさらしました。
 そして10月1日、郵政非正規ユニオンの仲間は、東京多摩支店への抗議のデモ行進に連続的に決起しました。郵政当局は、この9月末日をもって65歳以上の労働者を中心に、全国で1万4千人もの非正規労働者の雇い止め解雇を強行しました。断じて許せません。
 郵政非正規ユニオンの闘いは、22万人の郵政非正規労働者のみならず、すべての産業の労働者の雇い止め解雇を許さない闘いです。非正規職制度撤廃、労働者を機械の部品のように使い捨てる民営化攻撃と対決して闘おう。先頭で闘う郵政非正規ユニオンの仲間と連帯して闘おう!

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