10・3東京北部集会「改憲阻止、戦争と総非正規化許さない」

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0332号08/02)(2017/11/01)

10・3東京北部集会

一陽会労働組合員5人が集会壇上に並び闘争宣言!

 10月3日、「安倍の改憲阻止、戦争と総非正規化許さない」10・3北部集会が、練馬区内で行われ、45人が集まりました。
 精神科の病院である陽和病院(練馬区)の労働者で組織する一陽会労組にとって、「10月3日」は忘れられない日です。10年前のこの日、夜勤当直の青年看護師が入院患者に刺殺される事件が起こったのです。当時、組合は茫然(ぼうぜん)自失になりながら、「3人夜勤・2人巡視」確立の反合理化・安全闘争として整理しました。この闘争は、看護師の死活的要求とともに、患者・家族にも署名の協力者が出るなど広がりを持ち、資本に飲ませることができました。
 しかし、昨年の津久井やまゆり園事件以降、当時の捉え方だけに留まることはできないと痛感しました。その突破をかけ、地域の仲間に提起して、この日に集会を設定したのです。
 集会では、櫛渕書記長が「新自由主義は精神障害者を安価な労働力として駆り立てる一方、隔離・収容主義として展開し、現場は労働者と障害者の分断・対立の構造が作られている。人間労働の最も大切な共同性と協働性を取り戻そう」と提起しました。
 坪井委員長は「医療福祉の現場は制度・資格の分断によって縛られている。しかし、医療福祉労働者として『人の命を守る』『人のつながりを大事にする』当たり前の思いと誇りをもって働いている。障害者や病気のある方と共に生きられる社会を目指し、新自由主義と闘う労組の拠点を地域に打ち立てる。持病を理由に解雇された青年の解雇撤回を全力でかちとる」と労組アピールを発しました。
 昨年4月に経営が新自由主義資本に代わる中で、初の解雇としてケアワーカーの青年が持病を理由に雇い止めされました。「2018年」の大量雇い止め・総非正規化攻撃の先駆けです。
 一陽会労組組合員5人が壇上に並び、被解雇者の青年組合員が決意を表明しました。障害者雇用で採用された自治体の青年から、パワハラ解雇をはねのけた感動的報告もありました。
 安倍の改憲クーデターに対して、自らの職場を拠点として戦争を阻止する感動的アピールが相次ぎました。区職の仲間は「戦争と外注化・労働組合破壊が一体で進められている今、自らの闘いで未来を切り拓く時だ。私は、斎藤全学連委員長の衆院選出馬の決断と共に、若い世代に闘う労働運動を引き継ぐ決意をもって執行委員になる」と宣言しました。
 都庁レストランでの福島署名で解雇された柿沼さんは「小池はどの面下げて『原発ゼロ』か!」と小池打倒を宣言。動労東京八潮支部が要求貫徹の初ストライキを10月13日に決行すると宣言し、満場の拍手を浴びました。「君が代」不起立を不屈に闘う教育労働者は、Jアラートを使った学校での戦時訓練への警鐘を乱打しました。
 西郡闘争の感動的DVDや百万人署名運動連絡会のスライドを使った提起もあり、労働組合を軸におきつつ、地域の怒りを広範に結集する出発点となる集会になったと思います。チラシを見て、「私の周りにも障害者や病者がいる」と、飛び込みで参加された地域の方が何人もいました。
 「この国に革命を!」を掲げた斎藤いくまさんの衆院選挙闘争を闘い抜いて、ますます闘う労働組合の拠点と新しい労働者の党建設が問われています。11・5全国労働者集会を跳躍台に、戦争を止める労働運動を作ろう!