2.24ウクライナ開戦2周年 新宿反戦デモ

米帝の大没落が戦争を起こす

米帝の大没落こそが世界戦争情勢を生み出している。世界の富を集中し、圧倒的軍事力を持つ米帝が第2次大戦後の世界を支配してきたが、その米帝が今や軍事的にも経済的にも中国に追い抜かれようとしている。その危機に直面した米帝は、2022年10月に「ロシアを抑えつけ中国を打ち負かす」という国家安全保障戦略を打ち出した。ウクライナを地獄の戦場に叩き込みながら、どんなに泥沼化してもロシアを弱体化する戦争としてどこまでも激化させようとしている。そして何よりも、「台湾有事」を口実にした中国侵略戦争を本気で準備している。

米帝の中国侵略戦争計画は、沖縄・南西諸島を最前線=戦場にする。自衛隊や韓国軍が完全に米軍の一部になって最前線を担うことが前提の戦争計画だ。つまり、日本帝国主義の参戦なしにこの戦争は成り立たない。この米帝の要請に呼応する形で、岸田政権は軍事費2倍化の戦時国家体制に転換した。沖縄・南西諸島をミサイル基地化し、中国侵略戦争訓練を強めている。他方で大浦湾の埋め立ての辺野古新基地建設を強行し、沖縄圧殺を狙っている。国産長距離ミサイルも量産体制に入り、米軍の新型中距離ミサイルの日本配備も進められようとしている。

日本の反戦闘争が未来を決する

日本の労働者人民の反戦決起が未来を決する。戦争の元凶である帝国主義を打倒しない限り未来はない。沖縄の闘いと連帯し、日帝の中国侵略戦争参戦を阻止しよう。

2月19日には「日ウクライナ経済復興推進会議」が予定されている。1月冒頭から上川外相がウクライナを訪問し、54億円の供与を表明した。ますますウクライナ参戦国化し、「復興ビジネス」にも参画しようとしている。戦争を金儲けにする帝国主義を今こそ打倒しよう。ガザ大虐殺を絶対に止めよう。「開戦2年 2.24新宿反戦デモ」に集まろう!

日時:2月24日(土)13時~、14時30分デモ出発

場所:新宿駅東口アルタ前

主催:改憲・戦争阻止!大行進