2015 三里塚反対同盟団結旗開き
2015 三里塚反対同盟団結旗開き
50年の歴史のすべてを注ぎ込み勝利する決戦の年だ!
―三里塚反対同盟団結旗開き―
1月11日、三里塚芝山連合空港反対同盟の主催で、団結旗開きが140名の結集で行われました。
市東孝雄さんは熱烈に訴えました。「成田空港が衰退しているのに、第3滑走路などを進めるのは、戦争ができる国をめざす安倍が軍事空港を考えているからだ。絶対に許すわけにはいかない。安倍政権は、労働者と農民を生きられないところに追い込んでいる。私たちは一丸となって止めなければいけない。動労千葉を先頭とする労働組合、市民運動、そして福島―沖縄―三里塚を一つの闘いとして、まず三里塚で勝ちましょうよ。勝たせてください。皆さん、これからも力を貸してください。一緒に闘いましょう」
動労千葉の田中康宏委員長は「50年間、権力と非和解的な闘いを貫いてきた農民の闘い、30年以上国鉄分割・民営化に立ち向かってきた闘い、労農連帯の闘いがこの時代にすべて生きてくる」「2・15労働者総決起集会を成功させ、3月14日ローカル線切り捨てのダイヤ改定と、労働運動解体攻撃に対するストに立ち上がる」と宣言しました。
反対同盟顧問弁護団の葉山岳夫弁護士は「10・8の裁判で小林裁判長は、弁護団の提出した書面に回答するよう申し渡し、千葉県とNAAは反論的な文書を出してきた。多見谷反動判決を押し通す路線はついに粉砕された。これからが本格的な対決だ。弁護団は、3・4裁判を前にしてNAA・千葉県の反論を粉砕する準備作業を開始している。証人申請を絶対に勝ち取らなければならない。弁護団は、農地を守り勝利するために全力で闘う」と表明しました。
動労水戸の池田学執行委員は、分割・民営化、被曝労働強制の攻撃と闘ってきた信頼関係の上に、青年一人が新たに加入したことを報告し、3月1日に「市東さんの農地を守る会・茨城」を結成することを明らかにしました。
革共同を代表して発言した鎌田雅志さんは、新たな労働者の政党をつくる闘いとして衆院選決戦を闘い抜いた地平から「動労総連合を全国に結成し、国鉄決戦の力で日本の労働運動をよみがえらせる。〈現代の治安維持法と闘う会〉の結成をもって、治安弾圧攻撃との闘いを決定的に強化する。4月統一地方選に勝利し、5~6月安保国会決戦に打って出る」と15年決戦の決意を鮮明に提起しました。
全学連の斎藤郁真委員長は、「三里塚は時代の最前線だ。3・4控訴審と3・29全国集会に全力で結集する。萩原進事務局次長に体現された三里塚の魂を引き継ぎ、安保国会を粉砕する」と決意表明を行いました。
反対同盟は、50年の歴史すべてを注ぎ込んで勝負する決戦の年として、市東さん農地強奪阻止の3万人署名の貫徹、3・4農地裁判高裁弁論―3・29三里塚全国集会への大結集を呼びかける熱烈な闘争宣言を発しています。闘う労働組合と新たな労働者党の建設に向けた闘いの一環として、13万成田市民と合流し、安倍戦争政治を打ち砕く闘いを共に闘いましょう。
(三里塚現地闘争本部)