「非正規」と一致するもの

 自ら作った赤字の責任をほおかぶりし大リストラを進める斎藤(日本郵政社長)・鍋島(郵便事業社長)らに

 すべての責任ををとらせよう

 団結をつくりだして共に闘おう

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 年末年始繁忙まっ最中で働くみなさん、大変お疲れさまです。
 2012年をむかえ、新年冒頭のアピールをおくります。
 東日本大震災から10か月がたちました。私たちは改めて、極寒の季節の中で生きるための闘いを貫いている被災地の労働者とともに、労働者・労働組合の団結した力で闘いぬいていきます。
 郵政民営化から6年、民営化の破たんの現実は日常の職場の状況をみれば明らかです。この現実を生みだした一切の原因・元凶は、自らつくりだした赤字の責任を頬かぶりし事業危機を煽り、労働者ほおに全ての犠牲を押し付ける斎藤・鍋倉社長ら経営陣と、これを労使一体で進めるJP労組中央本部にあります。1000億円を超える赤字と昨年1年間で4万人の非正規労働者の仲間を解雇した斎藤・鍋倉社長の責任をうやむやにしてはなりません。新・旧経営陣の「私財」をすべてはきださせ、職場を私たちの手に取りもどそう。
 現場への犠牲転嫁を許さず、団結をつくり出して、共に闘おう!

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(交流センター・国鉄 2011年11月10日発行) ko20111110.pdf

 11・6反原発・反失業集会に5950人結集

 国鉄闘争を軸に、労働者の団結した力で社会を変えよう


 外注化阻止、被曝労働阻止の青年部登場

 11・6労働者集会を牽引したのは、国鉄労働運動だ。
 検修外注化をストライキで阻止し青年部を結成した動労千葉の青年、被曝労働を拒否しストライキで阻止した動労水戸に結集した青年が意気高く登壇して発言した。
 外注化阻止闘争は、非正規職撤廃を正規職が闘う最先端の闘いだ。そして被曝労働拒否の闘いは、反原発の最先端の闘いだ。新自由主義の突破口だった国鉄分割・民営化に立ち向かってきた国鉄労働者が勝利の展望を指し示した。

 1047名解雇撤回貫く争議団・闘争団

 「4・9政治和解」を拒否し、1047名解雇撤回を貫く動労千葉争議団の中村仁さん、高石正博さん、国労闘争団の羽廣憲さん、石﨑義徳さん、成田昭雄さん、小玉忠憲さん、国鉄闘争全国運動の手嶋浩一さんが登壇した。
 24年間の1047名解雇撤回闘争は、国鉄分割・民営化と一体の派遣法を撤廃させ、非正規職化を許さず、青年の未来を切り開く闘いだ。

月刊「労働運動」11月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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■労働者の目

非正規職撤廃! 闘う労働組合をつくりだそう!
吉本 伸幸 常任運営委員 合同・一般労働組合全国協議会 共同代表
 

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 反原発・反失業のデモ・コ-ルが響き渡る!!  〈NO NUKES NO MORE WAR  原発いらない 核はいらない 震災前から 大恐慌だ 解雇賃下げ 非正規外注化 働きたくても 仕事がない 大学出たけど 仕事がない 仕事をしたって 生きていけない こんな社会に 未来はないぞ こんな社会は うちらで変えよう 社会を揺るがす 労働組合  いまこそうちらと 革命やろうよ!!〉
 厚労省の発表では、非正規雇用率は38.7%です。非正規労働者が2千万人を超え、その「74%が年収200万円以下」! もはや年金・医療・教育も崩壊寸前。多くの労働者が定年後も死ぬまで働かされ、家族全員が働かなければ生活出来ない状態に追い込まれています。労働者をこれほど安くこき使っても、資本家の展望もない、まさに「終わりの終わり」の資本主義です。
 「派遣労働者がたった1日『今日はみんなで一斉に休んじゃえ』と団結してストライキに立ち上がったら、全国の生産ラインがストップし、日本資本主義そのものを揺るがせるということだ。/非正規雇用労働者の増大というのは、労働者に対する重大な攻撃であるけれど、しかしこの現実を逆手にとって労働者が団結して闘えば、そうとう思いきったことができる。終身雇用制のように、企業が労働者を安定的に支配する・・・会社への忠誠心なんてものは生まれない。・・・非正規雇用の労働者が団結したら、労働者から搾取と収奪を欲しいままにしている派遣会社を揺るがすことはいくらでもできる」〈中野洋『甦る労働組合』〉
 ついに時代が変わる扉が開く時が来た!青年、壮年、老年、すぐ目の前、今が革命だ!
9・11―9・19反原発の闘いの中から生み出された組織化と闘い。合同・一般労組全国協は動労千葉・動労水戸とともに分会・職場における資本との攻防を先頭で闘い抜き、組織を拡大し11月集会の大成功の先頭に立つ、そこから再びすべての職場へ!

(写真 俳優・山本太郎氏も飛び入り! 9・19反原発6万人集会後のNAZENのデモ隊【東京・外苑前付近】)

9・29郵政本社~10・1東京多摩局へ

解雇撤回! 怒りのデモを打ちぬく

犠牲を現場に押しつける 「郵政再生に向けてバージョン1」弾劾!

s20111001a-1 (写真 9月末日をもって齋藤委員長の雇い止めを強行した東京多摩支店に対して怒りのデモの起つ(10 月1日、東京多摩支店前)

  9月29日、雇い止め解雇をはじめとした「郵政大リストラ」攻撃を弾劾する郵政本社デモが行われた。デモは、郵政非正規ユニオンの仲間たちが中心となって呼びかけたもので、首都圏の郵政の仲間を先頭に250人が参加しました。
 郵政非正規ユニオン委員長の齋藤祐介さんは「今日のデモはすべての非正規職労働者の怒りのデモだ。非正規職(制度)をなくそう。『非正規労働』なんて差別なんだと知らしめよう」と訴え、デモ隊は繁華街に出ました。

追い出されるのは斎藤、鍋倉社長の方だ!

 

s20110930b-2(写真 郵政本社に対して「すべての雇い止めを撤回しろ」「非正規職制度を撤回しよう」と郵政非正規ユニオンの組合員を先頭に250 名が怒りの声を上げて弾劾した(9月29 日、郵政本社前)

 デモ隊は仕事帰りの労働者でごった返す新橋から霞が関の日本郵政本社ビルへ。多くの労働者が沿道から手を振ってエールを送っていました。本社前でシュプレヒコール。「日本郵政・斎藤社長、日本郵便・鍋倉社長は出てこい!」「すべての雇い止めを撤回しろ!」「赤字の責任を現場に押しつけるな!」。本社ビルから出てくる多くの労働者がデモ隊に注目する一方、郵政当局はガードマンや管理職を並べて阻止線を張り狼狽した姿をさらしました。
 そして10月1日、郵政非正規ユニオンの仲間は、東京多摩支店への抗議のデモ行進に連続的に決起しました。郵政当局は、この9月末日をもって65歳以上の労働者を中心に、全国で1万4千人もの非正規労働者の雇い止め解雇を強行しました。断じて許せません。
 郵政非正規ユニオンの闘いは、22万人の郵政非正規労働者のみならず、すべての産業の労働者の雇い止め解雇を許さない闘いです。非正規職制度撤廃、労働者を機械の部品のように使い捨てる民営化攻撃と対決して闘おう。先頭で闘う郵政非正規ユニオンの仲間と連帯して闘おう!

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郵政非正規ユニオンの破壊を狙う
雇い止め予告通知を撤回せよ!
「このクズが!」「バイトの分際で」
こんな暴言を吐く東京多摩支店当局を
許せますか!

8月24日、東京多摩支店当局は郵政非正規ユニオン委員長に対して9月末雇い止めを通告してきました。3ヶ月の雇用契約が切れるからと、問答無用の雇い止めなど断じて認められません。当局は雇い止め通知を撤回せよ!
 これに先立つ8月12日未明、東京多摩支店当局は、郵政非正規ユニオン委員長に対して許し難い脅迫行為行いました。郵政非正規ユニオン執行委員会は、直ちに東京多摩支店長に対する抗議声明を発し、暴言と不当労働行為の全面的謝罪と6月末の15人の雇い止めの撤回をあらためて要求しました。

「バイト風情が!」と2時間以上にわたって暴言
 管理職による「このクズが!」「バイトの分際で...組合なんかつくりやがって」という許し難い暴言。当局は非正規労働者をモノ扱いしているのです。解雇撤回を求めて結成された郵政非正規ユニオンの破壊を狙った暴挙は断じて許せません。 郵政非正規ユニオン執行委員会の15日付「抗議声明」によれば、8月12日の深夜午前1時頃、委員長が構内で作業中にパレット(手動荷車)同士が接触したことで、相手のA氏から「死ね」「殺してやる」などの激しい脅迫的暴言を「顔面数センチ近くまで接近して」浴びせられ、さらにパレットに積んだメールボックスを数回にわたって蹴り上げられるという暴力行為が発生したといいます。
 そしてこの脅迫と暴力行為について、当局は全員ミーティングでとりあげ、なんと「事情調査はしない。ケンカ両成敗で2人に辞めてもらう」と、暴力行為を擁護して委員長への雇い止めを予告するような発言を行いました。
 さらに同日午後10時に委員長が出勤した直後、当局は「事情聴取」と称して、衆人環視の職場の中で「ばかやろう!(ママ)」「このクズが!」「バイトの分際で!」「組合なんかつくりやがって!」「バイト風情のバカのクズが、社員を煩わせやがって...」「職場改善なんかおれはやらない!」などと聞くに堪えない差別的暴言と組合敵視の罵声を2時間以上にわたって浴びせたといいます。
 今回の当局の暴言は、郵政非正規ユニオンに対する敵対のみならず、郵便事業会社に働く16万非正規労働者に対する冒涜です。「アルバイトの分際で...組合なんかつくりやがって」なる言動は、郵政当局の差別的本性そのものです。非正規労働者は使い捨てのモノとしか見ていないのです。だから6月末非正規労働者15名のクビを切り、今回ユニオン委員長に対して雇い止め予告を通知してきたのです。非正規労働者をなめるんじゃない!
 当局は、非正規労働者が労働組合を結成して立ち上がったことに震え上がっています。労働者が団結して立ち上がることにおびえているのです。だから芽のうちに潰そうというのです。しかし、労働者は脅せば黙ると思ったら大間違いです。
 「労働者が労働組合をつくるのは、われわれがモノではなく人間であるからだ」(郵政非正規ユニオン結成宣言)。郵政非正規ユニオンはこのモノ扱いのような雇い止め=解雇に対して、まさに人間として立ち上がったのです。
 郵政非正規ユニオンの決起にたいして、いま全国から呼応する動きが始まっています。非正規労働者の怒りを団結に変えて闘えば、必ず勝利することはできます。 9月末にはさらに大量解雇を狙っています。雇い止めは決して他人事ではありません。いまこそ立ち上がろう!
 すべての非正規労働者のみなさん!郵政非正規ユニオンに結集し、共に闘おう!

月刊「労働運動」9月号 発行 - 全国労働組合交流センター

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月刊「「交流センター」を2011年8月号より月刊「労働運動」に改題いたしました。頁数も4ページ増えます。日本労働運動の拠点をめざしてさらに充実を図っていきます。

■労働者の目

全国の郵政職場に大反乱を組織して、日本郵便大リストラ攻撃を打ち破ろう
星野 勝紀 副代表 JP労組東京銀座支部

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  JPEX子会社化の失敗、ゆうパック統合の大混乱と郵政民営化の破綻が進行する中で、その破綻の矛盾が日本郵便大リストラという形で、現場労働者に襲いかかっている。とりわけ16万非正規労働者にかけられた雇い止め解雇攻撃は、絶対に許すことはできない。
 時あたかも3・11情勢下で、この大リストラ攻撃と真っ向対決する非正規の仲間が登場した。郵政非正規ユニオンの結成は、3・11情勢下、復興を口実とした菅政権-政財界の大失業攻撃に対して、渾身の決起をもって、正規・非正規を問わず、すべての郵政労働者の大反乱を呼びかけている。いや、郵政労働者のみならず、すべての産業に働く、とりわけ青年労働者に向けて、檄を発している。
(写真 「雇い止めを撤回せよ!7・26総決起集会」【7月26日 東京・国分寺市】)

うでまくり/全国労働組合交流センター女性部(第102号)より一部掲載

も く じ 

■主張・団結            女性部長 長谷川ユキ      
  職場に国鉄闘争全国運動を! 女性部の飛躍と交流センターの
  組織拡大を実現しよう
■特集 闘う労働組合を甦らせよう 現場の怒りを団結に!       
 東京女性部第17回総会勝ち取る/公務員制度改革は労働三権を否定し
 労働組合を解体・変質する攻撃だ/2割賃金カット絶対反対!ストラ
 イキで闘う団結をつくろう!/国労原告団物販-国労職場訪問で
 感じたこと、見たこと/私たち青年労働者が原発を止める原動力
 になる!/反原発デモの先頭に組合旗が林立-7・17いわき闘争
■お知らせ                            
■サンフランシスコ星野絵画展に参加して               
■女性労働者をめぐる動き(2011年5月~6月)/編集後記 
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主張・団結 職場に国鉄闘争全国運動を!
     反戦・反核・反原発闘争を闘おう!
      女性部の飛躍と労組交流センターの組織拡大を実現しよう!

女性部部長  長谷川ユキ

2011035.jpg (写真 2011年3月5日 国際婦人デーでのデモ)

 3・11東日本大震災から4ヶ月半が過ぎました。被災地の状況は一向に改善されず、現在も10万人を超える人々が避難所生活を強いられています。東京電力福島第一原子力発電所の原子炉爆発・炉心溶解事故は、収束の目途が全く立たず、チェルノブイリを超える最悪の大事故となって、今も大量の放射能を放出し続けています。もはや、只ひたすらに原子炉に水をかけ続けるしか手立てがないのです。
 今や、核による戦後支配体制が破綻し、終焉を迎えようとしています。東日本大震災の壊滅的な事態の中で、菅民主党政権の無為無策が続き、日本帝国主義の支配体制がガタガタになろうとしています。
 しかし、だからこそ、菅政権も財界も、日本帝国主義の核武装・核保有のための国策として推し進めてきた原発をあくまでも維持し推進しようとしています。
 経団連は7月12日に「電力の安定供給に向けて、原子力の果たす役割は引き続き重要」とする、エネルギー政策に関する第一次提言を発表しました。7月22日に開催した経団連夏季フォーラムにおいて、復興特区の早期設置、原子力の信頼回復、TPP推進、社会保障制度・税財政改革などを骨子とする「アピール2011」を採択しました。
 連合をはじめ大半の勢力が「国難打開」「政治休戦」と称して闘いを放棄し「挙国一致」に与している中で、いわゆる4者4団体の国鉄闘争共闘会議が6月30日に解散し、国労本部も7月末定期大会で組合規約を改定して闘争団組合員を切り捨て、1047名解雇撤回闘争を名実ともに終焉させようとしています。
 震災を口実とした解雇攻撃、農民・漁民切り捨てが被災現地を中心に始まりました。その多くが女性労働者、青年労働者を中心とする非正規労働者です。「震災解雇労働センター」への労働相談は、いずれも非正規の女性労働者からでした。大震災・原発事故情勢下で生きていくために、労働組合の力で、団結して闘う以外に道はありません。全国労組交流センターと国鉄闘争全国運動の原則的な闘いが今こそ求められています。
 私たちは「資本と対決して闘う」「階級闘争の先頭に立って闘う」ことを目指して労組交流センター女性部を結成しました。今こそ、職場で国鉄闘争全国運動を組織し、反戦・反核・反原発闘争を闘おう! 8・6ヒロシマ~8・9ナガサキ反戦反核闘争、8・15闘争を全力で闘いましょう。
 女性部の財産である機関誌『うでまくり』を組織拡大に多いに活用しよう! 今号から『うでまくり』を交流センターのホームページに掲載することになりました。女性部の更なる飛躍と労組交流センターの組織拡大を実現しよう!


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と き:8 月5 日(金)午後2 時
ところ:広島市東区民文化センター
             大会議室
    (広島市東区東蟹屋町10-31)
■ 全国労働組合交流センター 医療・福祉労働者部会
〒111-0041東京都台東区元浅草2-4-10 五宝堂伊藤ビル5F
■ 広島現地連絡先
高陽第一診療所労働組合/広島市安佐北区落合1-14-9 TEL (082)842-1177
森末一義(高陽第一診療所労働組合 執行委員長) TEL 090-6830-2996

 世界大恐慌とそのもとで起きた3.11 大震災・原発大事故は、私たちが生きていくためには、新自由主義・資本主義を一刻も早く打倒しなければならないということを改めてはっきりさせました。史上前例のない放射能汚染の拡大のもとで、被
災地の人々は家も仕事もふるさとも奪い去られました。原発事故現場では使い捨て前提の非正規労働者が殺人的被曝を強制されています。職と住を奪った津波被災、医療・福祉破壊、原発事故は、すべて資本・権力の犯罪だ!これ以上労働者・農
民・漁民が殺されてたまるか!
 3.11 から4 ヵ月余り、被災地の民衆を先頭に、労働者・農民・漁民は文字通り生き抜くための闘いを力強く開始しました。6.11 全国・全世界200 ヵ所以上で闘われた反原発100 万人アクション、そしてその怒りのエネルギーを被災地フクシマで大爆発させた6.19 怒りのフクシマ大行動、さらにこれらすべての闘いの先頭に労働運動・労働組合がしっかりと立つことを宣言した国鉄闘争全国運動の6.5 全国集会───6 月、そして7 月の激しい闘いは菅政権、日本経団連、そして体制内御用組合を追いつめてきました。この支配の危機をのりきるために、彼らは労働者階級の怒りが革命となって爆発することを絶対に止めるという一点で連合しています。菅首相の「脱原発」宣言など、あらゆるペテンを弄して、労働者階級の怒りのエネルギーの爆発をおさえようとしているのです。
 すべての原発をいますぐ止めろ! 大恐慌下の「3 .11」のもとでさらに激しさを増す大失業・賃下げ、生活破壊を絶対許すな!───6.5-6.11-6.19 に登りつめた労働者階級の闘いは、革命に行き着くまでは絶対に収束することはありません。
莫大な規模で革命的行動への決起を開始している労働者階級人民の中で、私たち医療・福祉労働者こそその闘いの先頭に立とう。闘う労働組合の再生に徹底的にこだわり、生きぬくための団結を組織して闘おう!医療・福祉現場から反合理化・安全闘争で闘う労働組合を甦らせよう!
 核も原発もない社会へ。人類の未来を決する今夏8.6 ヒロシマ大行動と、これに先立つ8.5 医療福祉労働者全国交流集会に、全国から結集しよう。

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自分たちの雇用を守るため
自分たちの労働組合を結成

東京多摩支店と第一回団交
 郵政で働く非正規労働者が新しい労働組合を旗揚げしました。昨年7月に宅配統合が大破産したときに、その収拾のために急きょ採用された非正規労働者が、今になって「もう用済み」とばかりに大量に雇い止め解雇されようとしています。こんなこと絶対に許さないと、自分たちで自分たちの組合を結成したのです。
 私たち全国労働組合交流センター全逓労働者部会は、同じ郵政職場に働く仲間として彼らの闘いを断固支持します。ここに非正規ユニオンの訴えを紹介します。
【PDFファイルをクリックしてください】

【2011年メーデー用医療福祉部会ビラ】
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医療福祉労働者は訴えます!

震災解雇・新自由主義と対決し労働組合を甦らせよう
 3月11 日の大震災による被害と原発被ばくは、天災ではありません。新自由主義ー国家と資本による階級的大災害です。民営化と地方切り捨てによって津波に備える充分な堤防は作られず、被害は破局的に拡大した。公務員削減によって、避難所が回らない。医療現場も、民営化推進・リストラの拡大と病院削減によって、入院もできず放置
される状況が強制されている。そして拡大する放射線被ばく...。
 腐りきった末期の資本主義のもとではもはや労働者は生きられない。「政治休戦」「挙国一致の復興」キャンペーン、メーデー自粛を打ち破って、労働組合を甦らせよう! 〈反合理化・安全〉掲げ、生きぬくための労働運動を現場から闘おう!

「全原発の即時廃止」1000 万署名大運動を!
 日々原発被ばくが拡大し、膨大な農漁民の被害が出ているにもかかわらず、菅政権と電力資本は「直ちに人体は影響はない」と開き直り、浜岡原発の再稼働を打ち出すなど、原発政策の増設に突進しています。断じて許すことはできません!
 歴代の自民党政権は原発政策を日本の核武装として位置づけ、原発建設で金もうけにひた走ってきました。そして菅政権は、「新成長戦略」の柱に「原発輸出」をすえ、1 基6000 億円で海外に売り込みを図ってきました。そのもとで、どれほど多くの下請け・孫請け労働者が被ばくを強制され続けてきたことか! 原発こそ、労働者を使い捨て、殺し、人間の尊厳まで奪い去る資本主義の腐りきった姿です。それは外注化・非正規化の行き着いた結果です。

共産党の「原子力の平和利用」論では反原発は闘えない ところが原発を容認・推進しているのが日本共産党です。志位委員長は「今すぐ原発を止めろというのは無責任」と全世界の反原発運動に水をかけ、「安全優先の原子力行政に転換を」。これはあからさまな原子力推進宣言ではありませんか! 「安全な原発を推進しよう」というなら、東電や保安院と一体どこが違うのか!
 労働者が生きるためには原発は廃絶する以外にはありません。原発を推進する政財官、さらに御用学者や御用労組などが結託した利権構造、腐りきった資本主義のあり方そのものを全面的にひっくりかえし、労働者が社会を根本から変えなければなりません。
 ヒロシマ・フクシマ発の「全原発の即時廃止」1000万署名運動を職場・地域で広げよう!

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