解雇を撤回せよ!労働地獄をもたらす36協定を破棄しよう!
社保ニュース No.5 2010年1月04日
国鉄1047名解雇撤回! 社会保険の分割・民営化反対! 日本年金機構の選別雇用弾劾!生活破壊と戦争の道州制反対! 闘う労働組合を甦らせよう!
525名の「分限免職」=解雇を撤回せよ!
労働地獄をもたらす36協定を破棄しよう!
●国鉄1047名解雇撤回闘争のように闘おう!
●道州制絶対反対!360万の首切り反対!
●社会保険の分割民営化反対!
●2月全国社保労組の解散大会は分限免職者の切捨てだ!
●ねんきん労組・協会健保労組に結集する労働者は、合理化に反対し労働者の権利を守ろう!
日本年金機構で働く正規職員・有期雇用職員・准職員の皆さん!わたくし平口雅明は、昨年12月31日付で「分限免職」=解雇とされた525名の一人です。
この525名の仲間は、奴隷の道を拒否した、誇り高い労働者です。私は、この「分限免職」=不当解雇を許さず、解雇撤回まで闘います。
「分限免職」は、社会保険労働者に「死ね」というのと同義語です。ご存じのように、公務員労働者には失業保険はなく、共済貸付金等は退職金から強制天引きされてしまいます。
若年労働者ほど貸付残高が多く退職金が少ない現実の中での決起であり、わたしはこの決起に涙しました。当局の言う退職金の多寡の問題ではありません。
「この不正義を許すのか」という労働者の階級的矜恃をかけた闘いです。
社会保険労働者の闘いに労働者の未来がかかっている!
この日本年金機構の問題は新自由主義と闘い勝利するのか、屈服して奴隷の道を選ぶのかという、360万人全公務員労働者のみならず全労働者階級の最先端の闘いに位置しています。
理事長の紀陸孝(きりくたかし)は日本経団連の専務理事をしていた輩であり、設立委員会理事長の奥田碩(おくだひろし)が日本経団連会長当時2000万人失業時代を唱え、肝いりで社会保険の分割民営化に乗り込んだことを見れば明らかです。
世界的な経済危機・世界恐慌を目前にした資本の凶暴な攻撃に対して隣の韓国の労働者を始め世界中の労働者の決起が始まっています。資本はまさに労働者を食わすことができなくなったのです。資本は労働者がいなくては生き延びることはできませんが労働者は資本がいなくても生産手段さえあれば生きていけます。新自由主義が歴史のくずかごに葬り去られる時代がやってきました。
労働者の団結で、反合理化闘争を闘おう! 2・13労働者集会へ!
2010年4月JR東日本において、安全の要、検修(検査・修繕)部門の完全外注化攻撃がかけられています。
年金制度の破綻を、侵略戦争に反対し国民総背番号制と合理化反対闘争を闘った、社会保険労働者の責任に転嫁しています。また政府は日本年金機構を道州制の要とし、年金カード化の目的ため、生まれたばかりの子供にも健康保険証の名目でナンバリングを始めています。年金記録のオンライン化過程で資本の試作品ともいうべき劣悪な機器の導入に反対し、記録のチェックのための増員を要求し、バックアップ体制のない合理化に反対してきた社会保険労働者の闘いは、誇るべき闘いの歴史です。
労働者の階級的直感で、合理化の帰結として行われようとした原簿廃棄の業務命令に背いて、原簿を残した市町村の労働者や社会保険の労働者がいました。ここに労働者の決起を信頼できる根拠があります。
(写真 「分限免職」を弾劾(福山社会保険事務所前)【2009年12月28日17時15分~】)
労働地獄をもたらす36協定を破棄しよう!
労働組合は、36協定を結び資本の救済者となることでなく、人事評価制度をはじめとする強搾取・強労働強化・低賃金の強要・団結破壊の不当行為と闘う存在です。人事評価制度は総賃金の中、労働者に労働者の評価と自己評価を強要し、下位評価者の賃金を上位評価者の賃金に上乗せするという究極の団結破壊と労働者の生活権剥奪する制度です。
社保労組の一部幹部は、当局のヤミ専従攻撃の過程で完全黙秘を貫けず・仲間を当局に売り渡したことを居直り、新組織のグループ長等に転身しています。腐敗した体質の労働組合を闘う労働組合に再生していきましょう。
(写真 JR東日本本社包囲闘争【2009年10月16日】)
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全国社会保険職員労働組合広島県支部福山分会 平口雅明(福山社会保険事務所)
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メール=masaaki0055hiroshima27-005@docomo.ne.jp
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