NHK新会長・籾井と安倍を打倒しよう!
NHK新会長・籾井と安倍を打倒しよう!
1月25日、NHK新会長となった籾井勝人(もみいかつと)が就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べ、韓国に対して「お金をよこせ、補償しろと言っている。日韓条約で解決していることを蒸し返すのはおかしい」と許し難い言辞を吐いた。籾井はさらに領土問題、秘密保護法問題にも言及し、「日本の立場を主張するのは当然」「政府が必要と言っている」など安倍政権を全面的に擁護した。絶対に許すことは出来ない。
問題は籾井個人の資質ではない。籾井は安倍そのものであり、本気で改憲・戦争に突き進むために安倍(とJR東海会長・葛西!)がNHKに送り込んだ人物である。NHK会長就任会見の前日に行われた通常国会の施政方針演説で、安倍は「集団的自衛権」について戦後初めて現職の首相として国会で触れ、「憲法改正も前に進んでいく」と言った。ここには労働者階級の決起に対する支配階級の激しい危機感がある。
アベノミクスは崩壊を開始し、貧困と戦争に対する怒りは満ちている。1・19名護市長選に続く東京都知事選挙は、1千万都民の怒りで安倍を打倒する闘いとなった。韓国では鉄道民営化反対の闘いが全土に広がり、パククネ打倒の闘いへと発展している。日韓をはじめとする東アジアの労働者の国際連帯が改憲と戦争に突き進む安倍を追い詰めているのだ。
NHKでも非正規労働者が増えている。労働者の使い捨てと戦争は一体だ。NHKで働く労働者と共に、闘う労働組合を甦らせ、籾井・安倍を打倒しよう!
(事務局)
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動労千葉労働学校 第13期労働学校日程
■基礎講座
◆賃労働と資本-合理化といかに闘うか 第1回
2月15日(土)13:00~
講師 天野 浩二(社会問題研究家)
合理化絶対反対を貫くために、合理化とは何かを
マルクス主義の立場から明らかにする。
■場所 DC会館(JR総武本線「東千葉」駅前)