教育労働者の訪米報告UTLA新執行部とかわした熱き連帯

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0294号03/01)(2014/09/01)

教育労働者の訪米報告

UTLA新執行部とかわした熱き連帯

二本柳 実 (全国労組交流センター 教育労働者部会代表)
 7月19日から1週間、動労千葉国際連帯委員会の仲間とともに、サンフランシスコで開かれたレーバーフェスタに参加し、その足でロサンゼルスに飛び、UTLA(ロサンゼルス統一教組)の新執行部と会い、熱き国際連帯のエールを交歓してきました。
 7月1日に発足した闘うランク&ファイルの新執行部は、労働協約改定交渉の真っただ中にもかかわらず、UTLA主催で「日本の教師と労組活動家が直面する課題(フクシマ事故とその広がる波紋)」というフォーラムをUTLA本部で開催してくれるなど、私たちを温かく迎えてくれました。私たちにとっても、アーリーン・イノウエさんやセシリーさんたちとの4年ぶりの再会は感動でした。
 集会には、アレックス・カプト・パール新委員長をはじめ新執行部7人のうち6人が参加してくれました。アーリーンさんが2007年「日の君闘争と訪米団」との出会いを参加者に説明し、セシリーさんは「日本の11月労働者集会が自分を変えた、驚くべき経験だった」と語りました。
 その後、「フクシマのビデオ」が流され、二本柳から「新自由主義と対決する階級的労働運動の復権をめざして」と題して7・1情勢からフクシマの現状と動労水戸の被曝労働拒否のストライキ、教育の民営化から国鉄闘争全国運動まで、核心的な報告を行いました。LA日程から参加した日教組奈良市の増田書記長が持参した「福島現地訪問パンフ英訳版」も参加者に配布するなど、私たちの具体的な取り組みの報告もできました。
 集会終了後のアーリーンさんたちとのミーティングの内容が、全国で組合権力に挑戦している私たちにとって〝組合権力はとれる!〟勇気をくれるものでした(概容は増田報告を参照)。決定的なことは、これまでのアーリーンさんたちとの労働者同士の国際連帯から、体制内執行部を打倒したUTLA新執行部と動労千葉を先頭とする労働組合(交流センター)が、組織的な国際連帯関係を形成する新たな歴史に踏み出したことです。
 11月労働者集会にはUTLAのセシリー新副委員長が来日します。いまこそ戦争と民営化=新自由主義と対決する国際連帯をさらに深めるものにしたいと考えています。
 レーバーフェスタは、ILWUローカル34の音楽イベントやローカル10訪問、ANSWER主催のパレスチナ連帯集会に参加したり、急遽シリコンバレーへ行って、教育民営化抗議行動へ参加して、50人を超える集会で動労千葉の外注化反対闘争と動労水戸の被曝労働拒否の闘いを中心に国鉄闘争全国運動の展望を報告しました。しかもそこには韓国ソウルの鉄道労働者や中国の大学院生が来ていたり、とにかくレーバーフェスタは様々な人たちとの出会いの場でした。
 反米極右の安倍政権の登場と7・1情勢という戦争と革命の時代に、日米の階級的労働運動の連帯を確認することができた大きな意義を実感した訪米でした。