今回の選挙は歴史の飛躍点

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0315号02/02)(2016/06/01)

今回の選挙は歴史の飛躍点にすることができる!
ダブル選挙となれば、私が衆議院選に挑戦します!
斎藤いくま(全日本学生自治会総連合委員長)

 今年の夏の参院選はいよいよ改憲をめぐる大決戦となります。そればかりか、「経済で結果を出す」ことによって追いつめられた安倍政権が、ダブル選挙に踏み込む可能性もまだ残っています。全学連はこの情勢に対して、参院選においては法大闘争弁護団長である鈴木たつおさんを推して闘います。そしてダブル選挙となれば、全学連委員長である私が東京8区・杉並区より出馬・挑戦します。「新しい労働者の政党をつくろう!」――これを最大のスローガンに掲げ、私は階級的労働運動派の一員として、その闘いの歴史の中で育てられた存在として、闘いぬく決意です。
 また、このアピールが出る頃には腐敗にまみれた舛添都知事が引きずり倒され、トリプル選挙となっている可能性すらあります。いかに現在の資本主義体制が支配の危機にあるのか。安倍政権をはじめとした資本家階級の外見上の凶暴さは崖っぷちにいる者の悪あがきにすぎません。労働者民衆の怒りを集中し、団結して立ち向かうならば、安倍政権を崖から突き落とし、未来を切り開くことは可能です。
 問題は、労働者民衆の怒りを団結した力に変え、組織していくことができる政党がいるのかということです。世間では「野党共闘」が流行です。しかし、2012年衆院選で自民党が大勝した直後の朝日新聞のアンケート調査では、「自民党に投票した理由」のうち「自民党の政策を支持した」はわずか7%。そして「民主党政権に失望した」が81%です。「とにかくみんなで力を合わせて自民党を倒そう。民主党を勝たせよう」と言い、「1票革命」などと大騒ぎしてから5年も経たずに起きたことをなぜ繰り返そうとするのか。「左派としての権威」と労働貴族的特権にしがみつく空っぽの連中と決着をつけ、労働者民衆の怒りの結集軸へと私たちが成長できるか否かが問われています。
 労働者階級は各国で同じ試練を通り、強力に成長しています。フランスでは社会党政権、ブラジルでは労働党政権と「左派」政権が労働者・学生の怒りに包まれています。イギリスでは労働党が分裂を開始、アメリカ・韓国でも労働者階級の党をつくりだす挑戦が力強く始まっています。多くの困難があったはずです。しかし、確実に潮目は変わっています。
 私たちはどうでしょうか。全学連は新自由主義大学の現実と一進一退の攻防を繰り返しながら、昨年ついに京都大学で21世紀初の反戦バリケードストライキを打ちぬけるだけの団結をつくりだすことに成功しました。動労総連合・労組交流センターの仲間たちは「官製春闘」が叫ばれる2016年、ストライキ春闘を勝ちとりました。多くの困難がありました。でも、確実に進んでいます。
 職場・キャンパスで仲間たちに誠実に向き合ってきた私たちが全力を尽くせば、今回の選挙は歴史の飛躍点にすることができる。私はそう確信しています。共に選挙戦を走り抜けましょう!