ひめじょおん―女性部から 奈良市従女性部のパワーすごい! 3・8集会を成功させよう

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0336号14/01)(2018/03/01)

ひめじょおん――女性部から
奈良市従は女性部のパワーがすごい! 3・8集会を成功させよう!

(写真 下水道民営化反対の先頭で闘う奈良市従の女性労働者)

吉谷 宏子奈良市従業員労働組合)

 奈良市従は、特に女性部のパワーがすごいんです。彼女たちは一度攻撃の本質を見抜いたら、誰にもその怒りをおさえることはできない行動力を発揮します。そして、徹底的に闘い抜く強さがあります。
 当局による民間委託と解雇攻撃に対して怒り、体制内の裏切りに対して怒り、この女性パワーに圧倒されながら、男性陣たちは背中を押されながら(?)団結して共に闘っています。
 女性部は奈良市の民間委託や非正規解雇の全面的な攻撃に向き合って、その先頭で闘ってきました。そして今、「非正規解雇反対のビラをまいた」ことを口実に、体制内幹部から「女性部長を組合から除名するぞ」という攻撃にさらされています。でも、こんな卑劣なやり方を絶対に許さず、私の書記解雇攻撃粉砕の闘いと一緒に、元気よく闘いぬいています。
 そんな中、私は、先日行われた3・8国際婦人デー集会の実行委員会に参加しました。そこで自分が思ってきたことを意見として出して、みんなで議論をしました。そしたら、次のようにとっても深まりました。
 女性は常日頃から、子どもや親、つれあいなど、「他人」のことを気にかけ、自分のこと以上に考えています。だから、女性はものすごく階級的で、階級的団結の先頭で闘う存在です。
 また女性は、日々の家庭生活の中で、具体的なお金のやりくりや様々な手続きなど、毎日課題をクリアしていかないといけません。つまり、とってもリアリストで、獲得目標がはっきりしたらそれを実現するために何をするべきか、具体的に考えて実行できる存在です。
 そして、子どもを生み育てる女性は誰よりも「命」の問題をあいまいにできない存在だと思います。
 だから、保育、医療・教育・介護の仕事に携わっている女性労働者たちは、仕事に誇りと責任をもってやりぬこうとするし、そこで起きる攻撃に最も怒りをもつのです。
 さらに、人間と非和解の核、原発、戦争に体を張って闘い、「命よりも金儲け」の資本主義社会そのものの変革のために命がけで決起するのだと思います。
 そのようなことを実行委員会で議論をしながら、参加した約15人の女性の団結が一気に深まったことを実感しました。
 女性たちの中に、婦人民主クラブの路線的闘いの旗が立った時、女性の団結は何にも変えられない強さをもつと思いました。
 だからこそ、5月の泉佐野市議選が決定的です。中川育子さんを先頭に、婦人民主クラブが一体となって、女性が自己解放できる闘いとしてつくっていきたいです。そのために、「3・8国際婦人デー集会をみんなの力で成功させよう!」と議論をしました。みなさん、3・8集会から、泉佐野市議選を共に闘いましょう!