旭非正規職支会・チャホノ支会長を迎えての4日間

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0344号13/01)(2018/11/01)

旭非正規職支会・チャホノ支会長を迎えての10・5~ 10・8の4日間

(写真 10・5旭硝子本社抗議行動)

小泉 義秀(合同・一般労働組合全国協議会事務局長) 

「よく闘って多くのことを学んで帰る」

 10月5日朝のAGC京浜工場の門前闘争、15時からの本社申入れ行動・街宣、夜の支援連帯集会を軸として、チャホノ支会長を迎えて、10・5~10・8までの闘いを共にした。10月4日来日し9日帰国で、チャホノ支会長は6日間の遠征闘争であり、旭非正規職支会としては3度目の日本遠征闘争だ。チャホノ支会長の訪日前に、合同・一般労働組合全国協議会として、関西合同労組が尼崎工場、東海合を行い、AGC資本を攻めた。
 10・14三里塚現地集会で群馬合同労組の清水委員長(旭非正規職支会支援共闘事務局長)は、チャホノ支会長が帰国時に旭支会の仲間に向けて発したフェイスブックの投稿を紹介した。
 「もう帰るよ。成田空港は日本最大の空港だ。成田空港は闘争の歴史が込められている所だ。政府の暴力的な土地強制収用に対抗し、地域の農民や労働者、学生たちが激しく戦ったところだ。鉄道労働者たちは連帯のために航空燃料の運送を拒否してストライキをした。動労千葉同志らは解雇を覚悟してストを主導した。 労働運動が弾圧によって崩壊したが、修復のために彼らは死力を尽くしている。数日前に日本生コン労働者20人が連行されたという。日本同志のおかげで、よく闘って多くのことを学んで帰る。労働者は一つだ。

10・5旭非正規職支会支援連帯集会

 10月5日午後6時半より江東区総合区民センターで「旭非正規職支会支援連帯集会」が開催された。共闘会議顧問の金キムウォンジュン元重先生の発言と質疑で明らかになったことだが、旭非正規職支会の解雇撤回闘争は今最大の山場を迎えている。
 10月2日クミの地検はチャホノ支会長や旭硝子、旭硝子の請負会社の幹部を呼び出して長時間にわたる聞き取り調査を行った。5月14日大邱高等検察庁はチャホノ支会長の調査を行っている。現政権が発足してから労使問題で告発された企業は刑事法廷までいく可能性が大きくなっている。検察が政府の労働中心政策によって労組関連事件の捜査を強化しているためだ。韓国には労働部があり検察が旭硝子の不法派遣を起訴する可能性がある。
 韓国では派遣法においても製造業への派遣は禁止されており、旭硝子の違法行為は明白だからだ。その動きは10月中になされる可能性があるという。10月中にもう一度旭非正規職支会の仲間が4度目の遠征闘争に決起する可能性がある。
 チャホノ支会長は「自分は正規職労働者だったが、非正規職の組織化が社会変革の鍵だと考え、自らが非正規職となって旭硝子の下請け工場に入り労働組合を組織した。労働組合の経験があるのは私一人だった。争議は負けることもある。しかし非正規職労働者が闘いを経験し、継続することにより必ず勝利できる」と語った。