「新たな分限免職回避対応策」を粉砕して闘おう!社保ニュースNo.4

2019年7月31日

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 社保ニュースNo.4 2009/12/07

 不採用通知を白紙撤回せよ!

 「新たな分限免職回避対応策」を粉砕し、団結して闘おう!

 12 月1日、厚生労働省・社会保険庁から「新たな分限免職回避対応策」が提示され、全国社保労組は基本的に合意しました。この合意内容は、日本年金機構の不採用通知に対し一片の怒りも弾劾もなく、「分限免職回避」の口実で資本に労働者を無権利状態にして、安く売り渡すものです。
このことは動労革マルが「雇用を守る」口実で闘いを放棄し、労働者の団結を破壊してきた路線を踏襲するものでしかありません。これにあわせ
12月2日、当局より、採用者のうちから170名の辞退者があったことをもって、准職員(最長7年間の有期雇用)の採用案内がありました。
私は、「不採用通知を白紙撤回し、希望者全員の日本年金機構への、正規職員としての採用を求める」ときっぱりと拒否しました。
不採用者を排除した「ねんきん機構労組」結成大会に、申し入れと怒りの抗議行動
11 月29日、日本教育会館で開かれた「ねんきん機構労組」結成大会は、社会保険労働者が、国鉄1047名解雇撤回闘争と合流することを何よりも恐れた、全国社保労組と自治労幹部が、不採用者を排除して、でっち上げようとしたものです。
前日から団結交流集会という口実で「缶詰」状態を作り出しましたが、首都圏に住んでいる組合員や、別行事に参加した労働者にビラまきをおこない、労働者の共感の手応えを確信しました。大会開会直前、自治労本部の役員や社保労組幹部の妨害をはねのけて、申し入れを行いました。
(「申し入れ」は裏面)

(写真 不採用者を排除した新労組結成に怒りのシュプレヒコール【11月29日 日本教育会館前】)

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 申し入れ

 (1)私は、来年1月の「日本年金機構」移行に伴い、新機構への採用を拒否された、不採用者の一人です。本日結成されようとしている日本年金機構職員労働組合に、私をはじめとする、新機構へ「不採用」「雇い止め」とされた労働者の加入を認めるように申し入れます。
 (2)「全国社保労第83号2009年11月10日付」において、「2010年1月に設立される「日本年金機構」に(中略)主体的に新たな労働組合を結成し、(中略)働きやすい職場環境づくりや働きがいのある職場をめざす」とうたわれています。
 そのためには、何よりも新機構に「不採用」となり「雇い止め」となった仲間を同じ組合員として迎え入れ、強固な団結を形成していくことが不可欠と考えます。この立場から以下のことを申し入れます。
 (3)「第2号議案規約の制定」において、「日本年金機構」に採用となった正規職員・有期雇用職員はもとより、本人の意志に反して「不採用」となった正規職員及び「雇い止め」となった非常勤職員の加入を無条件に認めること。
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 「内部通報(密告)制度」による団結破壊を許すな!団結を武器に闘おう!

 人事評価制度と当局の密告の強要=採用後の解雇攻撃により多くの労働者が病気休職となり、170名あまりの採用辞退が出ています。労働者の財産は団結であり、当局の調査等の弾圧においては、完全黙秘・非転向を貫くことです。
 当該の専従役員の多くは完全黙秘を貫くことができませんでした。しかしながら現場労働者は、1100人調査に対し300人しか事実確認していません。仲間を売り渡さず、労働者の団結を拡大しよう。
 非常勤職員の雇い止め解雇絶対反対!新機構を労働者の団結の砦に!
 3000人を超える非常勤職員が、12月末をもって、雇い止め解雇にされようとしている。絶対に許せない!自治労本部・社保労組は、「12月28日までの雇用期間を31日まで延長させ、12月の年金が消えることがなくなった」ことをもって、非常勤職員の権利を守ったかのように言っています。雇い止め解雇こそ、労働者の生活と権利を奪うものだ。
 また、多くの非常勤職員は、たとへ雇用が継続されても、新機構では年収200万円以下の、有期雇用労働者とされようとしています。新機構に労働者の団結の砦をつくり出し、闘う労働組合を甦らせよう!

 全国社会保険職員労働組合広島県支部福山分会 平口雅明(福山社会保険事務所)
 連絡先:携帯=090-7126-3226
 メール=masaaki0055hiroshima27-005@docomo.ne.jp
 動労千葉HP:http/www.doro-chiba.org/
 動労千葉を支援する会HP:www.geocities.jp/dorosien28/index.html
 (写真 不採用者を排除した新労組結成に怒りのシュプレヒコール【11月29日・日本教育会館前】)

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