■労働者の目

2019年7月31日

月刊『労働運動』26頁(0287号01面01)(2014/02/01)


 

■労働者の目
 

 

〈戦争・改憲、原発、民営化、オリンピック〉絶対反対! 1千万都民の怒りでアベ倒そう!
吉野 元久 副代表運営委員 国労共闘全国協議会代表


 1月14日、私たちと共に闘ってこられた鈴木たつお弁護士が記者会見を開き、東京都知事選挙(2月9日投開票)への出馬を表明しました。
 鈴木たつおさんが掲げた主張は、〈1千万人の怒りでアベ倒そう! 改憲・戦争・人権侵害を許さない!〉をメインスローガンに、○戦争させない、○被ばくさせない、○貧困・過労死を許さない、○だからオリンピックはやらない、○弾圧とたたかう、の5つです。首都・東京の1千万労働者の怒りでアベを倒し、労働者権力を打ち立てる歴史的闘いへの挑戦です。

(写真 韓国・民主労総が第3次ゼネスト【1月18日】)


 時を同じくして韓国では、昨年12月9日から23日間の最長・不屈の民営化阻止のストライキを撃ち抜いた鉄道労組の闘いが、組合の団結と戦闘態勢を敢然と維持したままパククネ打倒の「2・25全国民ゼネスト」を呼びかける第二ラウンドの闘いに突入しました。
 「どんなことをしてでも鉄道民営化は絶対に阻止する」「もし民営化されれば組合員の自負心は完全になくなる」「私たちの仕事は列車がきちんと走れるようにすること。外注業者に任せ、競争を導入すれば事故につながる」「日本のJR北海道で起きたこと、ああなっていいのか!」という民営化絶対反対の鉄道労組の闘いは、ついに鉄道労働者だけでなく新自由主義への怒りを全面的に解き放ち、パク政権を根底から撃ち破る2・25ゼネストの火柱を打ち立てました。韓国・民主労総との国際連帯の核心に、〈民営化阻止! 非正規職撤廃!〉の動労千葉労働運動がガッチリと位置付いています。
 国鉄闘争全国運動の呼びかけ人であり、私たち国労5・27臨大闘争弾圧と国労組合員資格確認訴訟の主任弁護士である鈴木たつおさんが生涯をかけて決断したこの東京都知事選の闘いに、私たち国鉄労働者は1047名闘争で培ったすべてを投げ打って立ち上がります。
 2・9都知事選―2・16北海道・九州・本州国鉄闘争全国集会―2・25韓国ゼネスト=国際連帯と階級的労働運動の勝利万歳!