福島の怒りが全国・全世界の怒りとひとつに!3・11反原発福島行動‘14

2019年7月31日

月刊『労働運動』30頁(0289号05/01)(2014/04/01)

福島の怒りが全国・全世界の怒りとひとつに!3・11反原発福島行動‘14

あきらめられるか
忘れられるか
福島の怒りはおさまらない
3・11反原発福島行動‘14

 3月11日、強風と雪まじりの郡山市において「あきらめられるか 忘れられるか 福島の怒りはおさまらない 3・11反原発福島行動’14」が開催されました。県内を先頭に国内はもちろん、海外からの参加者も含め1100人の結集で大成功をかちとりました。

◆3・11は鎮魂と怒りの日

 主催者あいさつに立った実行委員長の椎名千恵子さんは「3・11は全国、全世界の反原発の日。鎮魂と怒りの日。今日の行動を新たな出発点として、全ての原発をなくすために、誰もが人間らしく生きていける社会を建設するために、自信をもって闘っていきましょう」と力強く呼びかけました。
 つづいて高校生が「原発の危険性が分かっていながら知らんぷりをする。この罪は直接関わっている人と同じくらい、もしくはそれ以上の重い罪だと思います」「私の罪は、2世、3世を守ることによってつぐないます」と切々と思いを訴えました。

◆全国の怒り・世界の怒りがひとつになった

 国内からのアピールでは基地の島沖縄からかけつけた元基地労働者の水島満久さんと和歌山において原発建設を阻止した「脱原発わかやまネットワーク」の寺井拓也さんが発言しました。
 海外からのアピールでは、ドイツのゴアレーベン核廃棄物処分場建設反対同盟前委員長のケアスティン・ルーディックさんが「3・11は、8・6ヒロシマや8・9ナガサキのように重要な日」と語り、最後に日本語で「ゲンパツハンタ~イ! サイカドウハンタ~イ! ダンケツガンバロー!」と力強くこぶしをつきあげました。
 さらに、アメリカからは運輸労働者連帯委員会のスティーブ・ゼルツァーさん、韓国からはパククネ政権とゼネストで対決する民主労総のイホドンさんが発言し、今回の行動が国際連帯の闘いとしても画期的な地平を切りひらいていることが明らかとなりました。

◆福島の怒りはおさまらない

 福島からのアピールでは、団体賛同で参加した国労郡山工場支部の橋本光一さんがこの間の運動をふり返り「みんな、それぞれの考えがあって、それぞれの事情があって、でもそれぞれが必死に生き抜いています。その色々な考えや事情のある人たちをまとめる力が労働組合にあることがハッキリわかりました。国労郡山工場支部が福島の反原発運動をまとめ、一つにする役割を担っていきたいと思います」と決意を語りました。
 つづいて、「2・23怒りのいわき行動」を最先頭で闘った動労水戸の羽部圭介さん、東電・政府を徹底的に追及し続ける浪江町「希望の牧場」の吉沢正巳さん、生産者として苦悩しつつも全国農民会議の先頭で闘う大内孝さん、大学当局の卑劣な運動圧殺攻撃をはねかえし闘う福島大生、「内部被曝」と闘うふくしま共同診療所医師の布施幸彦さん、同建設委員会の佐藤幸子さんから力強いアピールが発せられました。
 カンパアピール、集会宣言の後、「原発いらない、命が大事の歌」をみんなで歌って集会は大盛況のうちに終了しました。

◆新たな闘いの歴史がきざまれた

 いよいよ、デモに出発です。恒例のかんしょ踊り隊を先頭に北海道から沖縄まで全国の交流センター、闘う労働組合の旗やのぼりがはためき壮観なデモです。沿道のあちこちから手が振られ、なかには感激してデモの参加者に握手を求めてかけよる市民の姿もありました。まさにデモと郡山市民が一体化しました。
解散地点のJR郡山駅西口広場はデモ参加者であふれんばかりです。椎名さん、吉沢さんの発言に続いて、本集会で司会をつとめた青年がマイクを握り「私たちは今日の行動で新しい歴史をつくった!」と宣言し、参加者全員で「団結がんばろう」を三唱しました。

◆青年の決起と郡山地区拠点化の展望開く

 3・11郡山現地闘争は日帝安倍政権の福島圧殺攻撃に対する巨大な反撃として大成功しました。何よりも集会運営や準備過程を多くの青年が担い抜いたことは決定的です。また教組を中心とした労組・分会オルグは郡山地区拠点化の展望を大きく切り開きました。
 私たち福島県労組交流センターはこれからも福島の怒りの最先頭で闘います。
 (福島県労組交流センター)

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集会宣言

あの日から3年
東京電力福島第一原発はいまだに空に、大地に、海に、私たちの生活の中に放射能を大量にばらまき続けている。
「僕は被ばく者ですか」-誰を責めるでもないこの問いをつぶやく高校生。
これから、小児甲状腺がんが増え続けるであろう過酷な子どもたちの現実。
何がオリンピックか。何が再稼動か。大ウソつきの安倍政権。
故郷を家族を心のつながりまでをも分断され続け、
苦悩する福島県民を捨てるのか。
声を上げた人たちがいる。母親たち。農民達。
こぶしを上げた人たちがいる。防護服を着た労働者。
この世の中を変えるのはみんなの力。
3・11は全国全世界の反原発の日。鎮魂と闘いの日。
福島に立って、未来に向かって社会を変えて行こうと、その思いを一つにする日。
子ども、親、学生、仮設の人々、農民、漁民、全ての労働者の怒りを結集し、
自分たちの手で核も原発もない社会をつくろう。
 2014年3月11日