10・3東京北部国鉄集会報告

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0297号03/01)(2014/12/01)

10・3東京北部国鉄集会報告

国鉄闘争軸に地区労的陣形をつくる場となった
10・3東京北部国鉄集会報告
 10月3日、「労働者の団結で安倍を倒そう」北部集会を81人でかちとりました。
 「9・11郡工デモ」のDVD上映と星野文昭さん奪還の「ソリダリティ」の歌に始まり、開会の挨拶を東京一般労組東京音楽大学分会の高橋浩さんが行いました。「〈戦争〉〈原発〉〈外注化・非正規化〉と安倍打倒の一点で東京北部において大きな団結を作りだそう」という発言に、どこの職場においても課題となっている民営化・外注化、非正規職化と闘う共通の意志が全体で固められました。百万人署名運動東京北部連絡会の五條代表からの国会における安倍政権のペテン性暴露の発言は的確であり、総選挙情勢の今こそ全面的に生かしたいものです。
 精研労組・諸永委員長の基調提起は「7・1情勢によって社会は全面的に転換した。絶対反対のストライキ闘争が安倍の危機と破綻を追撃する号砲となり、全国の闘う労働者・勤労大衆に根底的な闘う団結を求めている。組織の違いや産別の壁をのりこえ、労働者・労働組合の合流、勤労大衆との結び付きを作ろう。その力で安倍を本当に打倒しよう」と訴えるものでした。動労千葉の繁沢副委員長、被ばく労働拒否で闘う動労水戸の池田執行委員からの発言は、国鉄闘争が階級的な結集軸としてあることを示すものでした。
 さらに圧巻だったのが、東京高裁での解雇撤回・職場復帰の全面勝利を引っさげて登場した東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の仲間と支援共闘代表呼びかけ人の花輪不二夫さんの「非正規職でも労働組合を作って闘えば勝てることを証明した」「戦争は資本を肥え太らせるためのもの。労働者は団結して戦争を絶対に止めよう」という報告でした。
 さらに、自治体と郵政現場から、委託化や過労死攻撃に対する闘いの決意が述べられ、「日の丸・君が代」強制と闘う教育労働者からメッセージが寄せられました。最後に一陽会労組、東京北部ユニオンアミーユ支部などから、職場に根を張って反合理化闘争を闘っている報告と決意がありました。
 11・2全国労働者集会と学生の闘いが、安倍をして衆院解散に追い込みました。安倍と新自由主義にとどめを刺すのは、衆院選での鈴木たつおさんの勝利であり、最高裁判決をぶっとばす国鉄闘争を軸にした階級的労働運動の発展です。10・3北部集会が画期的だったのは、国鉄闘争を軸に地区労的陣形を形成する場となったことです。この数年の国鉄闘争全国運動や鈴コン支援陣形の前進、さらに百万署名・NAZENなどの地域運動が一つに集約されました。当日まで積み上げられた実行委員会を今後も恒常的に継続していくことが総括会議で積極的に確認され、15春闘に向かっています。
 絶望的に解散・総選挙に突入した安倍とブルジョアジーは、労働組合の解体に延命の一切をかけています。「労働組合に対する絶望」を打ち破り、労働組合の蓄積と地域住民運動の実践から真摯に学び、政治的に幅のある懐の深い新自由主義と闘うネットワークを作りたいと思います。