10・5沖縄国鉄集会報告

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0297号03/09)(2014/12/01)

10・5沖縄国鉄集会報告

俺たちで国鉄闘争ができる職場をつくる!
10・5沖縄国鉄集会報告
●労働者の「意地」示した沖縄県知事選
 魂の底から怒りに燃える労働者がいる限り時代は前倒しで進む―昨年12月深々と安倍首相に頭を下げ、辺野古埋立を承認し「いい正月が迎えられる」などとうそぶいていた仲井真知事は10万票もの大差で打倒された。
 11・16沖縄県知事選は「意地の選挙」だと言われる。「翁長ならやってくれる」という甘い希望があった訳ではない。「あきらめたくない」「まだ道があるはずだ」という労働者の意地を示した見事な選挙だった。次は解散・総選挙・4月統一地方選挙で安倍打倒だ。そして国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利をもぎとる時がやって来た。

●11月労働者集会での発言と感想

 11・2集会には25人の沖縄行動団が結集した。代表してIJBS労組・仲宗根書記長と初参加の南部合同労組協同リネンサービス分会・高橋書記長が「合理化絶対反対で闘う労働組合があらゆる職場に必要だ」と決意表明。
 高橋書記長は、10月11日付「期間満了」の雇い止め=解雇と闘っている。本年5・15沖縄闘争でのIJBS労組・仲宗根書記長の鮮烈な発言が彼の魂を揺さぶった。そして3か月後の8月、職場に分会を誕生させた。分会発行「労組新聞」第10号に、彼は「現場からの報告で、何よりも印象に残ったのが、千葉鉄道サービスの労働者の主張で、胸が痛みました」「労働者、学生は、ただ黙って食いつぶされているんじゃないんだ。私たちは生きているんだという新たな力の奔流を肌で感じる労働者集会でした」と感想を述べている。

●「非正規が闘える労働組合」で拠点へ

 11・2集会には、沖縄NTTの非正規で働く青年労働者が結集した。集会前日には電通労働者の会合があり、3時間に及ぶ産別議論・交流を深めた。福島から「今日をもって闘う電通委員会をつくってゆく決意だ。電通は外注化も合理化も全産別の先を行っている。NTT労組がそれを支えている。青年と一緒にどう闘いをつくっていくかだ」と重要な基調が提起された。非正規が増えていることは、非正規が闘う時代が来たということだ。「非正規が闘える労働組合」を職場につくりだすことに自信と確信をもってNTT拠点化への巨大な一歩を踏み出した。

●10・5沖縄国鉄集会で転換した

 これらの地平を内容的に組織的にも準備したものが10・5沖縄国鉄集会だった。一言で言えば、労働者の無限の怒りを土台とする職場闘争で勝負するという転換だ。沖縄の動労千葉派はまだまだ少数派だ。しかし絶対にブレない。職場で地を這うような日常活動を積み重ね、勝利も敗北も含めて国鉄闘争を軸に闘う労働組合を甦らせてきた。10・5沖縄国鉄集会で発言したJP労組の青年労働者は、「慢性的要員不足によって事故は日常茶飯事だ。体制内労組指導部は非正規の解雇を『雇い止めだから闘えない』と言う。だから、俺たちで国鉄闘争が闘えるような職場をつくりたい」と言った。2015年へ、国鉄決戦の勝利で職場に闘う労働組合を建設しよう。