全国労組交流センター総会を成功させ、「動労総連合を全国に」の旗を掲げ、2~3月決戦へ!

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0299号01/01)(2015/02/01)

全国労組交流センター総会を成功させ、「動労総連合を全国に」の旗を掲げ、2~3月決戦へ!

吉野 元久(常任運営委員・国労上野支部)
 2月7~8日、福島県いわき市内で全国労組交流センター第22回定期全国総会が開催される。
 89年連合結成に際して労働運動・労働組合を階級的に甦らせる新たな闘いとして全国労組交流センター運動は結成された。それは87年国鉄分割・民営化攻撃との闘いの直中だった。以後26年、四半世紀を超えて受け継がれてきた交流センター派の労働運動は、国鉄1047名闘争を軸として「連合の完成」を押しとどめ、改憲と戦争を撃ち破って「現代のバーゼル宣言」とも呼べる国際連帯をうち立てた。
 2015年、最高裁(寺田体制)による動労千葉鉄建公団訴訟年内棄却策動を木っ端微塵に粉砕し、またJR水戸支社の凄まじい分断・破壊策動をものともせず、照沼君・羽部君に続いて3人目の平成採=會澤君の動労水戸加入を実現して新年を迎えた!
 世界的にも労働運動史上類例のない動労水戸の2014年「外注化阻止・被曝労働拒否」の闘いは、動労千葉と並ぶ国鉄決戦の両輪として巨人のごとく屹立した。動労千葉の一層の拠点化と、動労水戸の戦略的な位置取りの確立は、交流センター運動の要であり国鉄闘争勝利の環だ。
 JRの3・14全国ダイ改との全面的な激突は不可避だ。3月ダイ改阻止の闘いは、何よりも動労千葉・水戸への組織破壊攻撃との闘いであり、「大量退職攻撃」=外注化、合理化、労働強化の攻撃との激突であり、同時にローカル線切り捨てに対する「地方の反乱」や地方消滅=社会崩壊と全面激突する公務員決戦と完全に一体の闘いだ。
 15春闘の真っ直中にあって、3月ダイ改阻止ストライキ闘争の爆発は、新自由主義にとどめを刺し、安倍政権を崩壊にたたき込む決定的な闘いだ。同時に、3月ダイ改は上野・東京ライン開業や北陸新幹線開業をめぐるJR労働戦線の巨大な流動化を一気に加速する。
 私たちは、「労働組合内部の党派闘争を通して組合員を一人残らず獲得する努力」(「俺たちは鉄路に生きる」)という72年に始まる動労千葉分離・独立闘争勝利の教訓を学び尽くし、全国労組交流センターの組織と全勢力を結集して、青年部先頭に動労総連合の1千名組織建設を全国で実現しよう。
 2・15~16国鉄集会の成功をかちとり、3・11フクシマ反原発行動を闘い抜いて、3・14ダイ改阻止闘争から3・15「被曝労働阻止を闘う動労水戸支援共闘会議」(仮称)結成大会へ大驀進しよう!