現場の怒りと結合*第88回自治労大会闘争

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0307号04/01)(2015/10/01)

戦争と民営化にストで闘おうと訴え、現場の怒りと結合
*第88回自治労大会闘争の報告

佐藤賢一(労組交流センター自治体部会代表・江戸川区職労)

 8月24~26日、石川県金沢市において第88回自治労大会が開催されました。我々は、戦争・民営化の安倍打倒の全国ストライキを訴え、延べ2万人の参加者と結びついて、絶対反対と階級的団結で闘う階級的労働運動の新たな陣形をつくり出すことに成功しました。
 我が自治体労働者部会総勢40人の大部隊は、23日の全国現業総会と24日からの本大会会場前に連日登場し、参加してくる全国の代議員・傍聴者に、「戦争・民営化・非正規化を実力阻止!国会包囲し、全国ストで安倍倒そう」と訴えるビラと横断幕、アジテーション、さらに8・29いわき闘争を呼びかける動労水戸支援共闘のビラなど5千枚を配布し、短時間で戦争・改憲阻止1000万署名を310筆、星野署名64筆を集めることができました。

★闘いの機運生む

 大会の初日と2日目の会場前宣伝戦では、全国の単組・職場で闘う仲間が、次々とマイクを取って熱烈にアピールし、会場内外で読まれるビラと署名を契機に、自ら組合を結成して闘う非正規職労働者のグループと意気投合しました。
 会場前で「国鉄闘争を軸に、新自由主義と闘う階級的労働組合をつくり出し、ゼネストで安倍を倒しましょう」と呼びかけ、さらに「現業・保育先頭に民営化・首切り、非正規職化に絶対反対で闘おう」「総力で非正規職撤廃を」「被曝労働拒否で闘い、原発再稼働とめよう」と訴える動労千葉派のアピールは、参加者の共感と闘いの機運を巻き起こし、議場内でも現場の苦闘と怒りに満ちた発言を引き出しました。
 大会では発言が事前エントリー制となったため、新潟の水原郷病院の民営化・労組破壊=役員狙い撃ちの解雇攻撃に対する闘い、国保連合会の臨時パートユニオンに対する雇い止め・労組破壊との闘い、林業公社解散・解雇攻撃などとの攻防が報告されましたが、討論になりませんでした。新自由主義の民営化・首切り、労組破壊攻撃との全面的な激突が始まり、自治労本部の民営化・非正規職化協力方針の犯罪性を暴き吹き飛ばす怒りが、現場から噴出しています。「階級協調」「労使協調」路線など通用しないのです。
 東京の代議員は、「安倍打倒」を発言しながら、その方針は「参議院選で江崎勝利」だというのです。別の代議員は「アクションプランを作成する集会」を成果として報告しました。ところが後日、その職場が合理化の最先頭に立たされました。体制内労組幹部の腐敗と裏切りは明らかであり、これで戦争と民営化の新自由主義に立ち向かえるわけがありません。正規・非正規の分断をのりこえて労働組合の階級的団結を打ち固め、絶対反対で闘うことこそが勝利の展望を開き、安倍を倒すのです。
 国鉄闘争百万支援陣形の階級的再構築をかちとり、体制内労組幹部を打倒して「自治労本部権力を取る」闘いが始まっています。動労総連合建設と一体で全国に階級的労組拠点をつくり出し、11月労働者集会へ攻め上ろう。