動労千葉に続く闘う組合の結成! 10・4千葉国鉄集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0308号02/16)(2015/11/01)

動労千葉に続く闘う労働組合の結成!
10・4千葉国鉄集会

 10月4日、千葉市内のDC会館で行われた「闘いは始まった!  10・4千葉労働者集会」は、数日前の動労千葉のストライキを引き継いで、県内のあらゆる職場からの闘いが始まっていることを感じました。
 動労千葉と合同労組、そしてあらゆる職場の仲間が具体的に闘う中で、千葉全体に強力な団結が形成され始めています。
 集会終了後の意見として「110人集まったことで、自信がついた」「職場の人の切実な発言が伝わってきた」「全員を11・1労働者総決起集会へ組織したい」「国際連帯で、地球規模の革命が見えてきた」などの前向きな感想が生まれています。
 戦争法案や派遣法の改悪案が強行採決されたことに対して、私たちは逆に怒りを燃やし、「全体がやる気になっている」、「すべての地区に合同労組を作ろう」と動き始めています。
 2週間後に開催された合同労組の定期大会では、すべての職場と地域に拠点を作るための体制を固め、残る2週間のオルグ戦に入っています。

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 集会では、動労千葉から田中康宏委員長が発言。「6・30最高裁上告棄却決定がされたが、誰も諦めてはいない。闘いは今からだ。国会前の怒りを持って、11月集会の1万人結集を実現しよう」と呼びかけられた。
 続いて、「運転士をめざしていた青年の夢を奪うことを許さない。奪われたハンドルをとりもどす闘いをやる」(木科雄作さん)、「人間らしく生きるために動労千葉に加入した。労働運動の力を見せつけ、戦争をなくすまで闘いたい」(CTSの新組合員)、「現場の闘
いと一体で、解雇撤回まで闘いぬく」(争議団・中村仁さん)と4人の発言を受けました。
 続いて、7月に結成された「ユニオン習志野」は、「労働組合は人間らしく生きるためのもの。フレッシュな気持ちで組合を立ち上げた。職場に『動労千葉を支援する会』を立ち上げて、仲間の雇い止めを許さずに闘ったことが、組合結成のベースになった。動労千葉のように正規・非正規職を超える団結を作る」と決意表明。
 特別養護老人ホームの仲間は、勤務時間の短縮問題や安全問題を闘い、本格的な分会結成へと決意表明。医療職場や郵政職場の青年からも、解雇や安全闘争で闘う組合を職場に作る、と発言をうけました。
 三里塚反対同盟、福島の子供たちの保養プロジェクト、裁判員制度に反対する会、ちば・星野文昭さんを取り戻す会がかけつけ、団結の広がりを実感。
 この集会を出発点にあらゆる職場に闘う組合建設へ挑戦していきます。
(綿貫 透・千葉労働組合交流センター事務局長)

特集0308

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