〔特集〕’16春闘 動労千葉 第1、2波スト CTS就業規則改悪4月実施阻止

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0313号02/01)(2016/04/01)

〔特集〕’16春闘 労働法制全面改悪にストライキで闘おう
動労千葉 3・11第1波、3・17第2波ストライキに決起!
CTS(千葉鉄道サービス)の就業規則改悪4・1実施を阻止!

(写真 3・11京葉車両センター前でスト突入集会)

3・11京葉支部と津田沼支部で不当配転を許さずストライキ決起

 動労千葉は3月11日、春闘第1波のストライキに立った。京葉支部と津田沼支部の検修・構内業務に携わる組合員が、始業時からのストを貫徹した。
 JR東日本はこの日、検修・構内業務の外注化によりCTS(千葉鉄道サービス)に出向させられている津田沼支部(習志野運輸区)の50歳代の組合員に対し、出向を解除して京葉車両センターに配属する発令を強行した。JRに戻されても、業務は外注化されているから仕事はない。これは労働者から仕事を奪い、動労千葉の組織破壊を狙う攻撃だ。
 また、60歳で定年を迎える組合員に対するエルダー社員制度による再雇用先の紹介も、希望する職種や地域を無視する形で行われている。特に、京葉車両センターでの検修職を希望する繁沢敬一副委員長に対し、錦糸町駅での仕事を提示してきたJRの攻撃は、京葉支部の組織拡大を恐れての不当労働行為にほかならない。
 さらにCTSは、雇用形態を大改悪して、非正規職を5年で雇い止めにすることを就業規則に盛り込もうとしている。
 これらの攻撃を粉砕するために、第1波ストライキは打ちぬかれた。
 午前7時30分、動労千葉の組合員と、支援する会、ちば合同労組などの労働者が京葉車両センター前に結集した。JRとCTSに怒りをたたきつけ、出勤してくるJRやCTSの労働者に「動労千葉に加入してともに闘おう」と訴えた。
 ストライキに入る京葉支部と津田沼支部の組合員が、出向解除の攻撃を弾劾し、外注化を粉砕する決意を示した。繁沢副委員長は、かけられた攻撃に京葉支部の組織拡大で反撃すると宣言した。
 CTS清掃部門の組合員も、低賃金への怒りをほとばしらせつつ、就業規則改悪を絶対に許さない決意を語った。
 出勤前に行動に駆けつけた幕張支部や千葉運転区支部などの組合員も、「動労千葉は一丸となって闘いぬく」と表明した。
 佐藤正和執行委員が、貨物を軸に3月17日の第2波ストに立つと宣言し、争議団の中村仁執行委員は「解雇撤回と外注化粉砕の闘いは一体だ」と強調した。田中康宏委員長が、攻撃の根源にある外注化を粉砕し、CTSの雇用形態改悪に総力で立ち向かおうと訴えた。

(写真 3・17ストに突入した支部の決意表明)

3・17貨物、旅客の検修・構内職場で、45人が第2波ストライキ決起― 木更津で1名が動労千葉に加入

 3月17日、動労千葉は組合員45名が春闘第2波ストライキに起ち上がった。正午から貨物職場の地上職、旅客の検修・構内職場の組合員が15時から翌朝の明けまでストを貫徹。

スト貫徹!総決起集会

 午後6時から千葉文化センターで「16春闘勝利! 外注化粉砕! 非正規職撤廃、CTSの雇用破壊攻撃粉砕、3月ダイ改阻止、組織拡大、スト貫徹!3・17動労千葉総決起集会」が、組合員、支援する会の仲間など170名を超える結集でかちとられた。
 集会の冒頭、川崎書記長と大竹副委員長がこの間の春闘の課題と交渉報告をおこなった。3月ダイ改交渉については相馬本部交渉委員が報告を行った。

貨物―6年ぶりにスト

 続いて6年ぶりにストに入った4名の千葉機関区支部の組合員が並び「16年連続ベアゼロ、ボーナス超低額回答、55歳で基本給3割カットなど労働者を犠牲にしてきた。分割・民営化の矛盾を正し、日貨労を解体しなければ解決しない。最後まであきらめずに闘う」と決意表明を行った。

スト突入した支部から決意表明

 スト突入した幕張、京葉、木更津、津田沼、銚子支部から決意表明が行われ、木更津の花崎副支部長が、「3月1日付けでCTSから1名が入ってくれた」と組織拡大の報告を行い、会場から歓声が上がり拍手で埋め尽くされた。
 続いて、車技分科の半田会長が「電化柱倒壊事故も先日起きた高崎線籠原駅炎上事故も15人の命を奪った軽井沢バス事故も同じ根を持つもので、労働組合の意義が問われている」と訴え、内山副青年部長が、「外注化と仕事外しは許せない。青年部は頑張る」と語った。

CTS雇用形態改悪を粉砕する

 6人のCTS組合員が並び、「就業規則改悪の4月1日実施を阻んだことは大きな勝利だ。だがCTSは今後6カ月で改悪を強行しようとしている。組織拡大し絶対に阻止する」と決意を語った。
 田中委員長は、動労千葉がストに立ったことの歴史的意味を語った上で、「大量退職が始まる中でグループ会社で雇用確保は完全に破綻した。なんとしても定年延長をかちとろう。外注化を粉砕しよう」「CTSの雇用形態の改悪はCTS労働者だけの問題ではない。有期雇用の労働者1200万人の問題だ。どんな手段を使っても絶対に粉砕する。その一番の力は組織拡大だ」と訴えた。最後に「もう一度勝負に出よう。戦争阻止、安倍打倒へ団結して前進しよう」と呼びかけた。
 連帯の挨拶に、動労千葉を支援する会・山本事務局長、家族会・山田会長、OB会・永田会長からあいさつを受け、最後に千葉運転区支部、佐倉支部からの決意表明が行われた。
 閉会あいさつで繁沢副委員長は、エルダー再雇用先としてCTS錦糸町事業所を提示してきたJRの組織破壊の攻撃に対し「たとえ強行されてもCTSでの組織拡大を実現する」と決意を語った。最後に団結ガンバローで意気高く集会を終えた。
 (日刊動労千葉より抜粋)