地平線 京大反戦スト弾圧を打ち破り、不起訴釈放をかちとりました!森 幸一郎(全学連書記次長)

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0313号13/01)(2016/04/01)

地平線 京大反戦スト弾圧を打ち破り、不起訴釈放をかちとりました!
森 幸一郎(全学連書記次長)

(写真 奪還された6学生)

 「戦争か革命か」をめぐる死闘戦に勝利した、歴史的な奪還闘争だったと思います。全国の闘う仲間の支えがあり、最後まで完黙・非転向で闘いぬくことができました。ありがとうございます。
 国家権力の弾圧は凶暴極まりないものでしたが、その中身のなさ、迫力のなさにはちょっとばかり驚きました。ある日、取り調べの時に、「6学生奪還の署名が300筆以上集まっています!」と、全国から応援でかけつけた学生が街宣カーに乗って訴えているのが聞こえてきました。それを聞いた公安警察は顔を真っ青にしながら、「どうせ紙に書かされたものを読まされているだけなんだろっ!」と吐きすてました。この惨めな公安警察の姿に、資本主義社会の終末を感じました。
 18日間の取り調べを通して感じたことは、「怒」。この一字に尽きます。
 人間は、誰しもかけがえのない人生を生きています。一人ひとりが、さまざまな苦闘や喜び、挫折や立ち直りなどを通し、仲間と生きる道を選択しようと必死にもがきながら生きています。公安警察は、そのような人間の裏側にある歴史を見ようとしません。それどころかズカズカと土足で踏み入り、「お前は騙されているだけ」とか「利用されているだけ」とか「誰からも支持されていない」などと平気で言います。やられていることは、職場のパワハラとなんら変わりません。学生の思いを踏みにじり、労働への誇りを奪ってまで彼らが守りたい社会とは、一体何なのでしょうか。そんな社会は、私たちの行動でぶっとばさなければいけません。
 救いようのない安倍や資本家連中の対極にあるのが、誇り高く闘う労働者や学生の存在です。
 「戦争が起きないように、よりよい世界が実現できるように、みんなが笑って暮らせる世界が実現できるように、私は考えていきたいと思います。そして今、勾留されている6人の学生とも一緒に議論していきたいと思います。………そして、その議論していく場を大学や裁判所や公安警察に絶対に邪魔されたくない!邪魔してくるやつは絶対に許さない!」(大雨の中、裁判所前で訴える女子学生の発言)
 敵は、労働者・学生の闘いに恐怖し凶暴な弾圧に走りましたが、私たちの人間的な怒りや仲間との団結した行動を見下し、悪罵を投げかけることによってしか自己を延命させることができないようです。ここに、安倍や資本家連中、国家権力の弱さがあると確信します。
 2500筆をこえる奪還署名に示されている通り、誇り高く打ち抜かれた反戦バリストは、今や労働者階級人民の宝となり展望になろうとしています。全学連はこの思いに応えて、4月新歓―5月沖縄―7月選挙戦―全国大学反戦ストへむけて、怒涛の進撃を開始します。よろしくお願いします。