地平線世界の労働者は団結して闘おう!

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0315号15/01 )(2016/06/01)

地平線
世界の労働者は団結して闘おう!

4・17関西交流集会に230人が結集!

 関西労組交流センター
 4月17日、大阪市立生野区民センターで、「打ち破ろう分断! 取り戻そう団結! 世界の労働者は団結して闘おう! 4・17関西交流集会」が230人の結集でかちとられました。
 開会あいさつを行った関西合同労組阪神支部のホヨンホ支部長は「戦争か革命かが切迫した情勢の中で国際連帯と団結で侵略戦争を阻止しよう。『労働者には力がない』という体制内勢力やスターリン主義の敗北主義と対決し、民族・国境・国籍をのりこえ労働者階級はひとつになって闘おう」と高らかに宣言しました。
 続いて関西労組交流センターの深町加代子代表が集会の基調報告を行いました。「米日、パククネが北朝鮮への戦争を決断した。これに対し民主労総が戦争反対、政府打倒へ闘い情勢を大きく動かしている。日本労働者階級は民主労総から徹底して学び、今こそゼネストで安倍打倒へ突き進もう」と訴え、[①闘っても勝てないという敗北主義を自己からたたき出す。②絶対反対で闘い、階級的な闘い、階級的団結をつくる。③非正規職撤廃で団結する。④労働者階級丸ごとの決起をつくり出すために闘う]という4点を提起しました。
 民主労総ソウル地域本部のイソンデ全国教職員労働組合ソウル支部長とユサンホン組織局長が拍手に迎えられて登壇。イソンデさんは「私は万国の労働者団結せよの原則に立つ。慰安婦問題での12・28日韓合意は絶対に認められない。歪曲された歴史の上に立つ虚像にすぎない政権を恐れたり縮こまる必要はない。激励しあい交流を重ね、人間が人間らしく暮らせる社会をめざし、一緒に闘って絶頂期に向かおう」と呼びかけました。
 動労千葉の繁沢敬一副委員長は特別報告で「2波のストライキで千葉鉄道サービス(CTS)の就業規則改悪攻撃を粉砕した」と勝利感を込めて報告し、「全国に動労総連合をつくり3桁の組織拡大でゼネストへ進もう」とアピールしました。
 星野文昭さん奪還へ「ソリダリティ」の合唱と獄中メッセージが読み上げられ、盛り上がる中、各労組・団体からの発言に移りました。全学連、動労西日本、京都府職労舞鶴支部、全国水平同盟西郡支部と八尾北医療センター労組、関西合同労組が発言しました。動労西日本の岡崎昭夫執行委員が「私は広島印刷所廃止絶対反対でストに立った。一人の決起が感動をつくり出し、JR連合西労組、JR総連の西労も妥結できない。闘えば勝てる」とアピール。
 集会のまとめを実行委員会の仲間が行い、「在日・滞日、日本の労働者階級全体が日本帝国主義と闘うという点で突きぬけた。戦後革命の高揚期に朝鮮と日本の労働者がともに革命をやろうと闘ったが、スターリン主義によって日本階級闘争から完全に分断された。26年前、高山巌、高秀雄両氏が始めた集会を継承し、新しい集会としてつくり上げた」と集会が勝ち取った地平を明らかにしました。
 戦争の切迫が国境を越えて労働者の決起をつくり出し、革命が直接の要求になっています。新しい労働者党建設かけ、7月選挙決戦を闘おう。

地平線,連載0315

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