甦る労働組合「改憲・戦争阻止!大行進」運動を、交流センターの拡大を軸に作り出そう!

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0341号01/01)(2018/08/01)

甦る労働組合
「改憲・戦争阻止!大行進」運動を、センター拡大を軸に作り出そう

大熊 豊彦(全国労組交流センター常任運営委員、郵政労働者)

西日本豪雨災害は国家犯罪だ!

 西日本大豪雨の犠牲者に哀悼の意を表します。死者が220人を超える大惨事は、自然災害ではなく「命より金儲け」の人災です。新自由主義による地方切り捨てで、堤防整備に人員もさけない破綻の結果です。7月5日夜の「赤坂自民亭」酒宴に満控の怒りを感じます。新自由主義に対して中四国の仲間と共に闘っていきましょう!

改憲・戦争阻止!大行進運動を各地区・各産別で結成へ

 そして8~9月は、「改憲・戦争阻止!大行進」運動を、全国各地区、各産別で結成するために全国労組交流センター会員は闘いましょう。この力で、働き方改革や労働法制改悪攻撃に対決して、安倍政権打倒に向け闘っていきましょう。

8・5~6ヒロシマへ!

 当面の闘いとして、8・6ヒロシマ大行動、8・5国際反戦反核集会に結集しましょう。トランプ政権、安倍政権の朝鮮核戦争阻止に向け、多くの労働者、学生の決起を呼びかけます。

交流センター運動を広げよう

 全国労組交流センター運動を是が非でも広げていくことを、心底考えていきましょう。会員を増やし、『月刊労働運動』の部数を今までの2倍、3倍にする気概をもっと見せることではないでしょうか。
 自分の職場で、仲間を信頼し、もっと討論を積み重ね、現場労働者を獲得することです。生身の労働者が何を考えているのか、何について悩んでいるのか、深く知ることだと思います。職場や街頭で青年、学生と関わりを持っていくこと、体制内労働組合と交流センターの違いをもっと知ってもらい、団結を打ち固めることだと考えます。
 私は、妻も含めて10人の労働者に『月刊労働運動』を渡しています。しかし、渡した後で討論に発展していないもどかしさも感じています。自分の職場で『月刊労働運動』を渡し、議論を交わす、相手の意見を聞くことだと思います。私が職場でこの原稿を書いている時に、1人の労働者に7月号を渡しました。「次の号は私の書いたものが載ります。ぜひまた読んで下さい」と言ったら、心地いい顔で頷いてくれました。彼とは日頃から職場や政治のことを討論しています。一人ひとりの労働者と常に接していることで接点が広がっていくのだと感じます。その力が、8~9月の闘いにつながり、「改憲・戦争阻止!大行進」運動に広がりをもたらしていくのだと考えます。
 11月労働者集会へ、職場、街頭で参加を呼びかけ、万余の結集をかちとりましょう。その力で、労働者を軸にした「改憲・戦争阻止!大行進」運動をつくりだし、安倍政権の改憲攻撃を絶対に阻止しましょう。