乗務員勤務制度改悪阻止!8・25集会に200人結集

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0343号04/01)(2018/10/01)

乗務員勤務制度改悪阻止!
8・25動労総連合総決起集会に200人が結集!

 8月25日、17時半から、千葉商工会議所の大ホールで「乗務員勤務制度改悪阻止!外注化粉砕!65歳まで働ける労働条件確立をめざす8・25動労総連合総決起集会」が、動労千葉、動労総連合組合員、支援の仲間など200名が結集し戦闘的にかちとられた。
 冒頭、動労水戸の石井真一委員長が、「動労総連合は本日の集会で、乗務員勤務制度改悪を絶対許さず闘い抜く決意を示したい」と開会の挨拶を行った。
 続いて主催者挨拶として田中康宏委員長は「闘いが大詰めを迎えている。今回の乗務員勤務制度改悪は改悪というより解体だ。それと一体であらゆる業務の別会社化・転籍へと突き進もうとしている。そして労働組合を解体し『労働組合のない会社』『労働組合のない社会』にして、憲法改悪と戦争に突き進もうとしている」と、今回の乗務員制度解体攻撃の本質を明らかにし、「動労総連合は30年間、国鉄分割・民営化攻撃と外注化と闘いぬき、改憲も分社化も押し止めてきた。この道を進まなければならない。そして勝てる。それを示したのが現場での闘いだ。CTS幕張事業所での職場代表選挙の勝利だ。労働組合は改憲と戦争は絶対許してはならない。今日の集会を出発点に動労総連合らしく闘いぬこう」と力強く訴えた。
 動労千葉を支援する会から山本弘行事務局長が、「乗務員制度改悪の攻撃は、安倍の『働き方改革』の先陣を切る攻撃だ。労働組合を一掃し、殺人的な労働条件と安全の崩壊をもたらす。動労総連合の訴えに身をもって応えていきたい」と連帯の挨拶。川崎書記長からこの間の交渉報告が行われ、今後の闘いの方向性として、「断固としたスト体制を堅持し、来年3月に向けて数波のストを構え、平成採が職場で立ちあがる条件をどうしたら作れるのか真剣に取り組み、組織拡大闘争の一点にかけて闘いたい」と提起した。
 次に津田沼支部の相馬支部長、千葉運転区支部の高澤支部長、木更津支部の花崎支部長が乗務員支部からの決意を表明。そして動労水戸の国分副委員長から、勝田運輸区での指導員不当解雇、10月20日からの特急車掌一人乗務による合理化、水郡線ワンマン化提案に対して職場から闘いぬく決意が表明された。エルダー協議会の越川議長も「65歳まで働ける労働条件を勝ち取るためにも乗務員制度解体攻撃と闘う」と決意を語った。
 関副委員長が、CTS幕張事業所職場代表選挙報告を行い「この勝利を組織拡大につなげたい」と決意を語った。貨物協議会の佐藤議長が「貨物の新人事・賃金制度は安倍政権の『働き方改革』そのもの。闘いの勝利は組織拡大にある」と決意を語った。
 次に、動労千葉争議団の中村執行委員、1047協議会の秋田の小玉さんと九州の羽廣さん、動労総連合の青年部長の水戸の會澤さん、動労総連合の各単組からの報告と決意が語られた。最後に水戸の石井委員長が集会のまとめを行い、田中委員長の音頭で団結ガンバローで終えた。(日刊動労千葉より抜粋)