「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0348号05/01)(2019/03/18)

「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」集会

「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」2・10集会が大成功

倉澤 憲司(広教組組合員)

 2月10日広島市内で開催された「改憲・戦争阻止!教え子を再び戦場に送らない!広島教職員100人声明」集会は大成功でした! 勤務評定闘争に実際参加されていた大先輩から、「先生」という権力者に疑問をもったり、「先生」の応援を受けながら差別と具体的に闘ってきた学生さんまで、そして、この超多忙で家族の介護などたいへんな中、15人の教育労働者が参加、同様に多忙だったり体調が万全でない中、この集会や声明に感動した様々な産別の労働者が参加してくださいました。
 よびかけ人が様々な役を担い、団結して会を進めました。私は基調提起をさせてもらいました。スライドをつくりました。これで、いつでもどこでも、改憲阻止に向けての学習会が開けます。そして、職場で実際に具体的に闘っていけます! 広げていけます!
 「アメリカのUTLA(ロサンゼルス統一教員組合)や韓国の全教組のような闘いをしたい!」「できる!」
 すでに始まっているけれど、再度、労働者がその階級性と団結力を実感し、確信をもって闘い始めることとなりました。
 UTLAの現指導部は、10年前、私の「8月6日年休処分」を不当だと断固抗議 (広教組幹部は「広教組方針に則っていない『個別の闘い』」と言いなして、全く支援せず。逆に資料提供拒否を行い、県教育委員会元教育次長が人事委員会にいることすら容認しました。ですが、全国そしてUTLAからの抗議・応援があり、県教委に「8月6日には研修を入れない」という方針を出させることになりました。) し、東京や広島・長崎で集会を共に開き、ハグして別れた人たちです。その人たちが今、アメリカの教育労働者の歴史的な闘い=ストライキ・デモの先頭に立って「公教育をとりもどせ!新自由主義教育政策に反対!」と言って地域をまるごと獲得し、実に解放的に闘っているのです。わたしの基調提起は、UTLA他アメリカ全州にわたる教育労働者の闘いの報告にあふれていました。新自由主義攻撃は危機ゆえに激烈。でも勝てる! この確信・展望に満ちています。日本以上に、新自由主義の教育破壊攻撃を受け、教職員バッシングを受け、闘わない組合指導部に一旦は絶望していた彼女たち。しかし、日本を訪れ、「国鉄分割・民営化」という新自由主義政策・労働組合破壊の始まりと妥協なく闘い続ける動労千葉や動労水戸の闘いを知り、そこから多くの教訓を得て、自らが組合の主流派・指導部になった彼女たち。本当にかっこいい! これに続きたいと思います!!
 この声明集会を、「自衛隊募集を妨害する自治体を許さない。そのために改憲する」と安倍が絶叫する自民党大会と2月10日同日に行えたことは大きな意義があったと思います。しかも、文部省直轄の「是正指導」で、「絶対反戦平和運動」や「同和・解放教育」を攻撃され、その後現在まで続く新自由主義的教育改革で、本来の教育も職場も破壊されてきました。しかし、全世界の注目を集めるこの「ヒロシマ」で、賛同141人・公表可賛同102人という、実感も実体もある団結体となり、集会まで行えたことは、わたしたちよびかけ人の当初の想像までも超える力をもっています。
 集会当日は、これからさらにさらに団結を深めていきたい自治体労働者、「是正指導」を絶賛する日本会議系地方議員とそれに同調して教育現場や地域を破壊する教育長とガチンコで闘っている安芸太田町会議員の大江厚子さん(君が代不起立で闘う教育労働者と連帯・団結したいと自らも学校・地域行事で君が代不起立されている。保養にもとりくんでいる。本当に労働者や子どもたちの側に立つ議員さん)、これから「一人でも開設」という規制緩和攻撃と闘うことになる放課後児童クラブで働く労働者、保護者として地域の労働者として学校に通い賛同を集めてくれた医療福祉労働者(調理師さん)、「是正指導に対抗する!」と始め「労働者民衆・学生の団結した力と国際連帯で戦争も核もなくそう!フクシマの怒りとともに闘おう!」「チェルノブイリ・ビキニ・ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」という「8・6ヒロシマ大行動」をともにつくってきた民間労働者、香川で同様に声明運動にとりくみ始めた教育労働者、勤評闘争をリアルに体験した高校の退職教育労働者、非正規職でダブルジョブしながらも「絶対戦争反対で闘いたい」という教育労働者などなどからの発言が続きました。発言が続々と続いたこと、これ自体がこの集会の成功を物語ってくれていると思います。
 集会後のアンケート。「自分の思いは間違っていなかった」の言葉。現場組合員の思いとかみ合いたいと思ってきたわたしたちにとって、これほどうれしい言葉はありません。
 この声明運動に、はじめに賛同してくださった教育労働者は、これまで動労千葉の「解雇撤回」の闘いに賛同し物販に協力していた労働者や「8・6ヒロシマ大行動」に賛同していた労働者です。これまでの闘い・つながりがあってできた闘いだったのだと思います。郵送した分会では、自身が賛同するだけでなくコピーして分会員さんにも賛同を募り返送してくださった方もいます。職種や採用形態・働かされ方の違いで職場ではなかなか話ができなかった労働者同士が、声明賛同者としてつながり、職場で闘う団結をつくり始めてもいます。
 これはまだまだ本格的闘いの始まりに過ぎません!
 改憲し、戦争しようとする安倍を倒し、実際に戦争を止め、教育・学校を子どもたちと労働者のもとにとりもどすために、職場を人間らしく働ける場に変えていくために、さまざま具体的なことにとりくんでいきたいと思います。広島県北でも3月に「自民党改憲案の内容とは?改憲されると教育現場はどう変わるのか」「『放射線副読本』の問題点」について学習会を開きます。
 集会にメッセージをくださったみなさん、賛同用紙をダウンロードしてよびかけてくださったみなさん、応援・心配してくださったみなさん、ありがとうございました。これからも、どんどん賛同を集めていきます。この声明文を最大限に活用してもらいたいと思います。同僚との論議・団結のチャンスに変えていってください。職場から「改憲・戦争絶対反対!」で闘えます。わたしたち労働者ができることは「選挙で一票を投じる」ことだけでは決してありません。自分の率直な思いを同僚に話してみてください。心が納得する行動・闘いを選んでください。仲間はできます。闘いは広がります。