本の紹介、編集後記、まんが

本の紹介 「介護職のリアルと突破口」

 ちば合同労組ニュース連載が書籍になりました。ちば合同労組の本の紹介記事を転載します。

高齢者が増え、介護は身近になっている。しかし、その介護の現場で何が起きているのか? 特に施設介護の閉じられた現場で、介護労働者がどのような働き方をしているのかは、一般にはほとんど知る機会がない。
その一方、介護職員による虐待や殺人などの事件ばかり報道され、介護従事者はどうもロクでもない人たちという悪いイメージがある。
連載を始めたのは、現場の労働の実態を知ってもらい、介護の人材不足と、介護サービスが安心して受けられない状況について、考えてほしいという想いからだった。
約5年の組合ニュースで連載しました。著者名はニックネームですが、中味はノンフィクション。
第1章の「介護職のリアル」では、介護労働現場がどれだけブラックか、その中で介護労働者が逃げ出さないで、要介護の高齢者のために頑張っているかが、第2章の「介護職の突破口」では、どのようにしたら、そのブラックを跳ね返し、支援の専門職としてのプライドを持ち、仲間をつくっていくかの実践。第3章は、ブラック企業の非道なやり口を告発している。
書籍化にあたり、ちば合同労組で出版委員会をつくりました。出版記念交流会などを開催予定。以後、ちば合同労組で取り扱います。頒価は1冊800円です。

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編集後記

11・3労働者集会をかちとって、さらに訪韓闘争、そして11・16関西生コン支部弾圧粉砕の大阪集会へ、闘いはますます激しくなっています。改憲と「労組なき社会」との闘いはいよいよこれからです。「一人は万人のために 万人は一人のために」闘う秋です。共に頑張りましょう!(AY)

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Posted by kc-master