特集 特集 今秋国鉄決戦へ!東京東部 新たな地域共闘をめざす国鉄集会に!

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0294号02/09)(2014/09/01)

特集 特集 今秋国鉄決戦へ!

東京東部 新たな地域共闘をめざす国鉄集会に!

 東京東部では、10月3日に地区の国鉄集会を開催します。8月18日の事務局会議で、集会の獲得目標、集会内容、組織化をどうするかを討論し、29日に細目を確定し、9月から労組回りを始めようと話し合いました。
●「7・1閣議決定」に国鉄闘争で対決する!
 集団的自衛権行使容認の閣議決定の暴挙に対する労働者階級の回答は、闘う労働組合を甦らせることです。その闘いは、国労郡山工場支部の10・1外注化阻止闘争の職場からの反撃として始まっています。この当該の渾身の決起と連帯しよう、署名運動でつながった労組に来てもらう集会にしなければと、イメージが出来てきました。
●地域の労組の団結をつくり出す挑戦
 東京東部では、8000筆を目標に署名に取り組んでいます。現在6万筆の1割、6000を超えるところまで来ました。今回の集会は、これまでの取り組みを集約し、署名運動に取り組んでくれた労働組合、分会、活動家に集まってもらう集会にしなければなりません。署名協力をしてくれたところは、どこも今の労働運動ではダメだと真剣に考え苦闘しています。「それを束ねるのが国鉄闘争全国運動の任務だろう。われわれの本気さが問われている。新たな挑戦に踏みだそう」ということになりました。
その条件は熟しています。
 「職場でどうやって仲間をつくるか、それは正規も非正規も全く同じだということがわかった。非正規雇用団結せよではなく、労働者団結せよなんだ!」(鈴コンの吉本さんの話を聞いた女性労働者の感想)
 「上部の意向で非正規の組織化を進める中で、有期雇用で働く人の賃金がどんどん最低賃金に向かって賃下げされていることに驚いた。非正規の獲得、労働者の階級的連帯について真剣に考え始めている」(区職の労働者)
 「5月2日の動労千葉のストライキについて聞きたい」(外注化が進む私鉄労働者の質問)。
 どれもこの夏、地域の労働者の集まりの場で出された意見です。この声に真正面から向き合う集会にしようと思います。
●動労千葉の闘いの教訓をみんなのものに!
 新自由主義が破産する中で、今あらゆる産業を外注化・非正規職化が直撃しています。体制内労組が空々しい主張を振りまき、資本・当局の手先となって敵対する中で、誰もが呻吟し苦闘しています。この中に飛び込んで、「解雇撤回! 外注化阻止・非正規職撤廃!」の階級的方針を持ち込んで獲得することが求められています。
 動労千葉が5月2日「外注化粉砕・運転保安確立」「CTSの仲間を守る」を掲げてストライキを闘い、新たな地平を切り拓いています。CTSの労働者の組合加入を勝ち取り、CTSで働く労働者と共に、JRに戻るために闘っています。これこそ戦争と社会丸ごと民営化を撃つ闘いです。
 集会は動労千葉新小岩地域斑からの署名協力へのお礼と動労千葉の闘いの報告、署名運動協力労組や活動家からの職場報告を柱に、広く地域で闘う仲間の発言でつくりたいと考えています。
 (国鉄闘争全国運動・東京東部の会)

国鉄/JR,特集0294

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