読者の声、全国労働組合交流センターとは、編集後記、マンガ

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0334号13/01)(2018/01/01)

読者の声、全国労働組合交流センターとは、編集後記、マンガ

読者の声

「日韓鉄道労働者交流会」を読んで 橋本 光一(動労福島委員長)
 全国鉄道労組のパクソンスさんや、ソウル地下鉄労組のキムテナムさんの報告からは、韓国のロウソク革命が、労働者にもたらした影響の大きさが具体的に理解できました。そして、パククネが打倒されて決着がついたわけではなく、決着へ向けた労資攻防がいまも繰り広げられていて、余談を許さない関係の中にあるのだということがよくわかりました。例えば、ムンジェイン政権になって100日以上たっていますが、鉄道の管理者はパククネ政権時代のままとなっているので、政権が廃止すると言っている成果年俸制導入がそのまま進められているということ。また、KTX民営化反対ストライキで解雇された98人の復職を約束しているにもかかわらず、未だに進んでいないとの報告から、文字通り、ロウソク革命はまだ終わっていないということがわかりました。ロウソク革命が切り開いた韓国社会の大変革期を歩き始めた、韓国鉄道労働者の自信を感じることができる報告でした。

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全国労働組合交流センターとは

国鉄分割・民営化攻撃で総評が解散し連合が結成された。これに抗して1989年2月、動労千葉の中野洋委員長と全造船石川島分会の佐藤芳夫さんが呼びかけて結成された。「自力・自闘・連帯」を原則に、「連合」に反対し、「全労連」に反対する真に階級的で戦闘的な、本物の労働運動をつくりだすことを目的に、その一歩として、全国で闘っている労働組合、職場のグループ、個人の交流と連帯を深め、たたかう統一戦線をめざす。国鉄闘争を軸に、労働者の生活と権利を守るために職場闘争を強化し、労働者の団結と実力闘争をつくりだすために闘う。同時に、反戦・反基地、反安保、反原発、三里塚闘争、社会的差別と闘う。国鉄・郵政・教労・自治体、医療・福祉、合同一般などの部会がある。各地方・各地区に組織がある。

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編集後記

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。今年は、戦後史で最大の決戦の年ですね。「改憲・戦争、労働法制改悪をめぐって、職場から労働組合を作り直して闘おう」と代表がアピールしてくれました。月刊も刷新する年にしたいと思います。(A・Y)

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