W労働者は一つ◆№46 民主労総 特殊雇用労働者総決起集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0350号14/01)(2019/05/01)

Workers of the world Unite
労働者は一つ、敵も一つ ◆№46
民主労総 特殊雇用労働者総決起集会

労働三権完全保障を要求して特殊雇用労働者総決起集会

 民主労総は4月13日午後3時、曹渓寺前の道路で2万余名の労働者たちが集まる中、「ILO100周年核心協約批准! 労働法2条改正!特殊雇用労働者総決起大会」を開き、「特殊雇用労働者250万名の労働三権を保障すること」を要求した。特に貨物連帯はこの場所で事前大会を開いて「ゼネスト」を宣言した。
 民主労総キムミョンファン委員長は大会詞で「ムンジェイン政府は大統領になる前も、なってからも国政課題としても特殊雇用労働者に対する権利保障を約束したが、今3年目であるのに依然としてこれらの労働者の汗と涙を拭いてやれずにいる」として「今は積弊残党と手を結んで弾力勤労制等の労働法改悪の試みと共に交渉権と団結権を無くして我々1千万~2千万労働者たちを特殊雇用労働者のように無権利状態にしようとしている」と糾弾した。
 イヨンチョル特殊雇用労働者対策会議議長(建設産業連盟建設労組首席副委員長)は「20年の間闘争をしながら学習し、貨物連帯、建設労組等多くの烈士たちが労働者の権利を守るために命を失った歴史を我々は忘れてはならない」として「ILO総会の6月まで闘争を決意してILO協約批准と労組法2条改正で権利を勝ち取るために今日を始まりに民主労総と民衆が闘争していくことに我々特殊雇用労働者たちが先頭に立とう」と訴えた。
 ILO緊急行動のイテホ参与連帯政策委員長は「ILOが今年100周年だと言うが、我々が当然だと考える〝投票権〟よりもっと以前にあった権利が労働法であって、労働者たちの権利だった」として「間接雇用だと言って、特殊雇用だと言って、話にもならない社長だと言って、名前を付けて権利を奪う今の状況はまだ我が国が民主主義でも、民主共和国でもない」と主張した。
 キムジョンハン公共運輸労組貨物連帯本部長は「憲法によって勤労基本法に労働権が明示されているのに我々は労働基本権を保護されずにいるが、本当に我々も労働組合をやりたい」として「政府が労働基本権を約束しないならば、ちゃんとした法制化をしないなら、貨物労働者40万名はもうこれ以上我慢できずゼネストに突入するものであり特殊雇用労働者が労働権を認定されるまで最後まで闘うものである」と警告した。
大会参加者たちは「闘争宣言文」をとおして特殊雇用労働者とすべての労働者たちのためにILO核心協約批准、労組法2条改正、特殊雇用労働者のための社会安全網を勝ち取るために全民衆と共に最後まで闘うことを決意した。
 大会参加者たちは集会が終わった後、特殊雇用業種のクイックオートバイ、宅配車両等を前に立てて「100周年核心協約批准!労働法2条改正!」と叫んでポシン閣前の道路と東十字閣方向のユルゴク路を経てサムチョン路を経てブラジル大使館方向三叉路(青瓦台路)に行進して整理集会を行い終了した。
 漆崎 英一(動労千葉国際連帯委員会)