投稿、編集後記、マンガ

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0350号16/01)(2019/05/01)

投稿、編集後記、マンガ

投稿 東海合同労組の3つの分会で勝利!

●36協定書に関する労働者代表選で40票!

 名古屋の宝交通に勤務する坂野分会長は、36協定書に関する労働者代表選で40票を獲得して当選。「タクシー乗務員は無理をして長時間労働をしている」と思うかのアンケート調査で、44人中24人(54・54%)が「そう思う」と回答。坂野分会長は、労働者代表として、長時間労働を強いられることなく乗務員の十分な生活ができる給与体系にせよとの意見書を提出し、異議を留保して36協定書に署名・押印をしました。3人の宝交通分会は、19春闘を元気に闘います。

●通勤手当の2年間遡及支払いを勝ち取る!

 名古屋のガソリンスタンドに勤務する青年労働者は、1年間の組合の粘り強い団体交渉でついに、3月15日に2年間の通勤手当20万4960円の遡及支払いを勝ち取りました。三菱資本系列の会社は、昨年9月に急遽、経営法曹会議の石嵜・山中法律事務所の弁護士に変更。その反動をはね返しての大きな勝利です。ガソリンスタンド労働者分会は、経営法曹会議の弁護士と対決して、組織拡大の19春闘を闘います。

●JPモラルアップ宣誓書提出の強制に反対!

 日本郵便東海支社は、飲酒運転など会社の信用失墜行為が発生していることを理由に、2月15日に月1回の「JPモラルアップ研修」と「JPモラルアップ宣誓書」の提出を指示。これに対して郵政分会は、「JPモラルアップ宣誓書提出の強制に反対する!」文書で、宣誓書の提出をしない場合、「就業規則等に基づいて処分をするのか」「スキル評価について、何らかの影響を与えるのか」などと釈明要求をしました。名東郵便局は、「宣誓書への署名押印は業務命令ではない」「宣誓書への署名押印を拒否したことによる懲戒処分やスキル評価の変更や影響はない」などと回答。組合の怒りの釈明要求によって勝ち取った勝利です。

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編集後記

動労千葉結成40周年レセプションに参加した。40年の歴史を刻んできた組合員、OBのみなさんの顔が輝いていた。「団結を総括軸」にして「反合・運転保安闘争」を貫いてきた動労千葉の存在と歴史は日本の労働運動の闘いの結晶だ。新たな闘いに踏み出した動労千葉に続こう!(AY)