労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 2・18全国統一アクションに立ち上がろう

(写真は、元旦に行われた大阪府警抗議闘争)

改憲と戦争を狙う国家権力と大資本が、連帯労組関西生コン支部に対し、のべ89名の逮捕、71名の起訴という文字通り戦後最大の労組弾圧を仕掛けてきた。

2018年に始まるこの攻撃に対し、関西生コン支部の仲間は、団結を崩さず、刑事弾圧、解雇、脱退強要をはね返し、組織と運動を守りぬいている。今年の大阪府警包囲元旦行動は、「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」に結集する共闘団体を中心にして460名が結集し、支援の輪が拡大している。また、関西生コン支部の仲間は、港合同の先輩が築いてきた不当労働行為企業を公共事業に参入させない大阪府・市との協定書を活用して対行政行動を取り組み、背景資本を追及する街宣行動を強化している。

関西労組交流センターは、各地域での共同行動を関西生コン支部の現場の仲間と共に闘ってきた。昨年3月と4月にはナニワ生コン社前行動(茨木)、6月には藤原生コン(茨木)と神戸「光榮・昌榮闘争」、7月五一闘争(布施)、8月タイコー闘争(枚方)、9月と10月のTYK高槻生コン闘争、11月吉田生コン闘争勝利集会、12月には藤原生コン社前行動を展開してきた。

さらに関西生コン支部は、裁判闘争でも、昨年10月27日に、吉田生コン闘争において解雇無効と地位確認で勝利判決を勝ち取っている。労働委員会闘争では、藤原生コンや泉北ニシイ(臨海生コン)において2度の不当労働行為救済命令を出させるなど、勝利命令を勝ち取りつつ前進している。

こうした闘いの前進に追い詰められて、国家権力は新たな弾圧に出てきている。検察は、建設現場での法令違反摘発活動を「恐喝」や「威力業務妨害」にでっち上げ、湯川裕司委員長に対して懲役8年の重刑攻撃をかけてきた。絶対に許すことはできない。

労働組合つぶしは戦争への道であり、関生弾圧を打ち破る闘いは階級的労働運動を甦らせ戦争をとめる闘いだ。3月2日、大津地裁に結集し、湯川委員長に対する実刑攻撃を粉砕しよう! また、3月6日には和歌山事件の大阪高裁控訴審判決公判が行われる。全力で闘い、全員無罪判決を勝ち取ろう! そのためにも関西生コン支部の呼びかける「2・18労働組合つぶしの大弾圧を許さない! 全国統一アクション」を全国各地で企画して闘おう! さらに、関西生コン支部つぶしの最大の攻防点となっているTYK高槻生コン闘争に勝利しよう。

全国労組交流センターは、関西生コン支部の仲間ととことん団結して、団結破壊・労組つぶしをはね返し、階級的労働運動を甦らせるために全力をあげて闘う。安保3文書の閣議決定を強行して改憲と中国侵略戦争に突き進む岸田政権を打倒し、関西生コン支部への弾圧を粉砕しよう!

<行動予定>

1)2月18日(土)午後3時 JR阿佐ヶ谷駅前集合。関西生コン支部、支援労組・団体からアピール。午後4時デモ出発。

呼びかけ:関西生コン労働組合の弾圧を許さない東京の会(杉並区天沼2-3-7さかいビル2階 東京西部ユニオン気付 03-3220-7473)

2)大津第一次事件判決公判

3月2日(木)13時15分~大津地裁にて