国鉄1047名解雇撤回! 井手・深澤を法廷に! 4・14裁判に結集しよう!

(写真は、3月18日の動労千葉スト総決起集会)

国鉄1047名解雇撤回・JR復帰・団交開催を求める第13回行政訴訟が4月14日に行われます。

昨年12月23日に行われた第12回裁判では、結審策動を許さず、田中康宏動労総連合委員長と原告の解雇当該の証人尋問を行うことを勝ち取り、井手正敬(JR西日本元社長)、深澤祐二(JR東日本社長)の証人尋問を「原告の証言を聞いてから採否を決める」と留保させました。

裁判は最大の山場に

今回の裁判で「原告側が証言したから他の証人は必要ない」として結審を強行することは絶対に許されません。井手は葛西や松田とともに国鉄改革の「三羽ガラス」と呼ばれ、当時の設立委員会委員長であった斎藤英四郎と会って不採用基準を決め、分割・民営化に反対した組合員をJR不採用にした張本人であり、深澤は当時葛西のもとで不採用基準をもとに組合員を排除した採用名簿を作り直した人物です。さらに深澤は、JRになってからも人事や総務部長として労務対策の先頭に立ち、原告らの要求してきた解雇撤回と原職復帰を拒み続け、「継続した不当労働行為」を行ってきた張本人です。不採用基準が不当労働行為であったことは最高裁で確定しています。国家的不当労働行為の真実を彼らの口から語らせ、真実を明らかにさせなければなりません。

裁判所に解雇撤回を求める署名が全体で1万1343筆(12月23日時点)となりました。中労委とJRは「87年4月の解雇から一年以上が過ぎている」との一点で真実を再び闇に葬り去ろうとしています。全国でさらに署名を集め、東京地裁を埋め尽くし、井手、深澤の証人尋問を何としても勝ち取りましょう。

<動労総連合第13回行政訴訟>

4月14日(金)13時30分開始(13時地裁前集合、裁判後報告集会)

東京地裁527号法廷