沖縄コールセンター労働組合がストライキ決行!

4月27日、「沖縄コールセンター労働組合KDDIエボルバ支部」は、沖縄市テレワークセンター事業所にて「退職=解雇を前提とした事業所移転反対! 歴史的な物価高に対する賃上げを勝ち取ろう! 牢獄のような職場を実力闘争で変えよう!」と訴えてストライキに立ち上がりました。

これまで沖縄コールセンター労働組合は、要求書や団体交渉にて、コロナ禍やウクライナ情勢で引き起こされた歴史的な物価高に対して賃上げを行うように経営側と交渉していました。しかし経営側は「物価高に対する賃上げはしない」「(クライアントがいるので)賃上げできる利益が上げられない」と言ってきました。

『KDDI本社』をはじめとする大企業を中心に賃金が上がっているにも関わらず私たちの賃金は上がらない! それは大企業が賃上げを行った分を子会社や外注会社の労働者の給料を上げない(実質賃下げ)ことで犠牲を転化しているということです。この構造的な賃下げを許してはいけません!

さらに会社は実質的な賃下げだけでなく、「事業所移転」を利用することで「通勤困難者」を生み出し、退職を前提とした説明会や個別面談を行うことで退職者=解雇者を増やし、職場が破壊されるほどの人員カットまで行ってきました。絶対に許されません!

労働者の団結と実力を示すストライキでもって要求を貫徹していきます。組合に加盟して一緒に闘いましょう!

(沖縄コールセンター労働組合ニュース 4月27日付号より一部抜粋)