郵政労働者は反戦闘争の先頭に立ち、職場を労働者の手に取り戻そう!
全国の仲間の皆さん、元旦の郵便局へのビラ撒きお疲れ様でした。例年よりも受け取りが良かったとの報告を受けています。過去にはビラを受け取った労働者から労働相談が寄せられるなど反応がありましたので、今後も引き続きよろしくお願いします。
郵政民営化絶対反対! 奪われた団結を取り戻そう!
ウクライナ開戦から2年を迎えるなかで、連合・JP労組中央本部は、祖国防衛と称して政府・資本と一体化して戦争に賛成するウクライナ郵便労組を支持してきました。そして、企業防衛を方針として、破綻した民営化を必死になって取り繕うとしています。そのつけは、圧倒的な強労働・強搾取として現場労働者へ犠牲転嫁されているのです。
このかんマスコミ報道された郵便料金の値上げも、そもそもJP労組中央本部が、郵便料金の適正化と称して当局に要求してきたものです。その本質は、JRにおける「赤字路線廃線化」攻撃と同じく、戦争に向けて必要のないものは一切切り捨てるということです。
当局は、「値上げは一時的な黒字になるかもしれないが、直ちに赤字になることは想定されている」「赤字の解消として、使わない電気はこまめに消す。超勤をやらないように努力しなさい」と言っています。職場は「転職しようにも出来ない」「退職までなんとか逃げ切りたい」と絶望が組織されているように見えますが、根底的な怒りは当局とJP労組中央本部に必ず向かいます。JP労組中央本部が提案している「JP労組が考える事業ビジョン(案)」は、生産性向上を柱として現場労働者を当局に売り渡すものであり、絶対に認めるわけにはいきません。
郵政労働者部会は反戦闘争の先頭で闘い、その力でJP労組中央本部打倒の水路を切り開き、民営化攻撃で分断され、奪われた団結を職場に取り戻す決意です。私たちとともに、強労働と労務管理が吹き荒れる職場を変える闘いに立ち上がりましょう。