1・15中野区ミサイル避難訓練反対闘争にあつまろう

(学校でのミサイル避難訓練)

小池東京都知事は、中野区内で自衛隊が出動する「国民保護共同訓練(弾道ミサイル避難訓練)」を1月15日に実施するとしています。

訓練は「X国から弾道ミサイルが発射され我が国に飛来する可能性がある」という想定で地下鉄駅舎(都営地下鉄東中野駅)への「住民避難」訓練を実施するとされています。

さらに「X国から発射された弾道ミサイルが都内上空を通過する際、ミサイルの一部が落下し付着していた化学物質による被害が発生」とミサイル着弾の想定で「救出・救助」訓練を中野四季の森公園で実施するというのです。

今回の「訓練」は、中国や北朝鮮の脅威を意図的にあおり、市街地で自衛隊の実戦出動(「防衛出動」「治安出動」)を行って戦争体制をつくることを目的としたものです。そのために、岸田政権と小池都知事は、中野区や都営地下鉄の労働者、地域の住民、学校の教員・生徒を動員しようとしています。

能登半島地震でいまだ多くの人たちが被災しており、救助・支援の人員がまったく足りていないことが問題になっているにもかかわらず、政府は「今回の訓練は重要な訓練」(内閣府)とあくまで強行しようとしています。戦争のためには莫大な予算をつける一方で、地方切り捨てが進められ、多くの命が奪われています。岸田の「人命第一」など大ウソです。ミサイル避難訓練反対!の声を上げ、ともに闘いましょう。

<1・15ミサイル避難訓練反対闘争>

1月15日(月)正午、JR東中野駅西口集合(どなたでも参加できます)

主催:改憲・戦争阻止!大行進・東京、改憲・戦争阻止!大行進・中野