国鉄闘争全国運動の新しい出発点が今日です

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0292号02/02)(2014/07/01)

国鉄闘争全国運動の新しい出発点が今日です

特集 国鉄闘争全国運動6・8全国集会の報告

国鉄闘争全国運動の新しい出発点が今日です

国鉄千葉動力車労働組合 田中康弘 委員長

 国鉄闘争は30年近い闘いになります。最高裁の10万筆署名運動も5万筆をこえました。全国の仲間たちの努力の結晶であり、大変な力を持ったものだと思っています。
 4年前、国鉄闘争の火が消されようとする中で国鉄闘争全国運動を立ち上げました。孤立無援の中、どこまで全国の労働者の怒りに届き通用するのか。先が見えなくても闘い続けなくてはいけないと決意し、始めました。
 そうしたら全国の仲間がこの運動に力を与えてくれました。そして、国鉄闘争の現状を大きく乗り越え、東京地裁6・29判決や9・25の東京高裁判決まできました。労働運動の歴史に新しい1ページを築く大きな勝利が運動の力の結晶として勝ち取られた。
 闘いは今、最高裁です。6月末の書面提出以降、いつでも判決がおろせる状況になります。しかし、判決は敵がおろすもので、闘いと運動はわれわれ自身がつくるものです。国鉄分割・民営化を通して後退し続けた日本の労働運動が力を取り戻すまで闘います。
 その時はきたと思っています。セウォル号事件で殺された300人の高校生の命を甦らせたい。日本ではJRの安全崩壊の現実。新自由主義、資本主義の最後の姿が世界中で労働者を殺しています。世界の支配者たちは戦争をしても生き延びようとしている。
 こんなことを起こしたのは資本主義、新自由主義であり、規制改革、民営化、外注化をやった連中です。みんながその本質をわかってきた。韓国ではパククネ政権打倒の闘争になり、トルコではゼネストになっています。 ここに必要なのは団結した闘いで無数の労働者の怒りに展望を見えるように示すことです。それが国鉄全国運動の役割だと思います。
 私たちも職場から新しい挑戦を始めました。5月2日、CTSでストライキに入りました。外注化が安全を崩壊させ、下請けで苦しむ労働者が犠牲にされようとしている。だから絶対にCTSの仲間たちを守ると掲げました。下請けの労働者を貫いて、全職場に動労千葉を組織する決意です。そうすれば外注化は粉砕できるとストから教えられました。
 動労水戸は、政府が推進する原発推進・輸出に真正面から立ち向かいました。福島県民を見殺しにしていいのかと、自らの職場・生産点からストライキでたちあがった。これも日本労働運動史に新しい1ページを記す闘いです。必ずすべての怒りの声をつなげて団結させる。
 すべては、国鉄分割・民営化という戦後最大の労働運動の解体攻撃に負けなかったから実現できました。国鉄分割・民営化の結果、どれだけの労働者がひどい目にあい、団結を破壊されたのか。この怒りの声を体現して国鉄分割・民営化で失ったものを取り戻す。
 そのために、ぜひ国鉄闘争全国運動に力を貸してください。この闘いで、僕たちは日本の労働運動の弱さ、限界を乗り越えてみせる。その新しい出発を今日果たしましょう。