富田益行さんを追悼する 武谷新吾氏(関西生コン支部書記次長)

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0297号09/01)(2014/12/01)

富田益行さんを追悼する 武谷新吾氏(関西生コン支部書記次長)

富田益行さんを追悼する
武谷新吾氏(関西生コン支部書記次長)
 国鉄闘争全国運動関西の先頭に立ってきた富田益行さんが10月29日に亡くなられたことに心から哀悼の意を表します。大阪で開催した10・17集会で新たな方針を提起した矢先のことであり、本当に残念です。富田さんの献身的な運動の成果を引き継ぎ発展させ、国鉄闘争完全勝利、闘う労組のネットワークを強く大きくすることを宣言します。(11・2集会の発言)
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 10月29日、全国労組交流センターの全国運営委員であり、関西労組交流センター代表だった富田益行さんが脳幹出血で逝去されました。享年63歳でした。
 国労組合員として国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争に全力で取り組んでこられました。
 闘争団員への統制処分を許すまいと決起した国労5・27臨大闘争では、権力と国労本部の結託した弾圧で逮捕・起訴されました。保釈後、職場復帰をかちとり、10年に及ぶ裁判で、被告団団長として権力と国労本部を弾劾し、暴力行為等処罰法を粉砕しました。
 国鉄闘争全国運動関西の結成に尽力されました。
 全国労組交流センターにとってかけがえないのない同志を失ったことは残念でなりません。謹んでご冥福をお祈りし、彼の遺志を引き継いで闘っていくことを誓います。
(全国労組交流センター事務局)
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編集後記

前号と今号で、各地の国鉄集会の報告を掲載した。各地の取り組みがあって、11・2集会の成功があったことを実感した。「7・1」情勢に対して、闘う労働組合を甦らせ、今こそ動労総連合を全国へ!(S)

国鉄/JR,記事0297

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