11・3労働者国際連帯集会 ストライキに韓国民の広範な支持獲得 オム・ギリョン

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0298号03/03)(2015/01/01)

11・3労働者国際連帯集会 ストライキに韓国民の広範な支持獲得 オム・ギリョン

11・3労働者国際連帯集会
鉄道民営化反対のストライキに韓国民の広範な支持獲得
オム・ギリョン(全国鉄道労組ソウル地方本部前本部長)

 今年の春、動労千葉・田中委員長の招請で日本を訪問して、日本の同志たちの闘争と考え方を学ぶことができる大切な時間を持ちました。これまでの経験で韓国の労働者と日本の労働者の現実が、すべての国の労働者の現実と変わらないことがわかりました。国際交流、連帯の大切さを知ることができました。
 同志の皆さん! 資本の危機を突破するための新自由主義の攻撃は相変わらず進行中です。韓国のパククネ政権は、鉄道を分割し、民営化させようとする計画を持ち、それを暴力的に押し通しています。私たち韓国の鉄道労働者はこれに対抗して13年冬、23日間のストライキを闘いました。
 しかし、長期間のストライキをやったんですが、残念ながら分割・民営化攻勢を押し止めることはできませんでした。
 ストライキの結果として指導部をはじめ181人が解雇され、400人余が重い懲戒処分を受けるということが発生しました。弾圧はここで終わらず、数百億㌆の損害賠償訴訟と組合費差し押さえと続きました。
 弾圧が続いている中にもかかわらず、この春には現場からストライキを決意して鉄塔に登って高空籠城をするという闘いも行いました。しかし結果を出すには私たちの力と連帯が不足したと考えます。
 その中での韓国の政権の人権侵害について少し述べたいと思います。ストライキが始まって私は警察から指名手配を受けました。ストライキが終わって警察は私の家族を尾行しました。警察は私の電話を盗聴しました。家族のものも盗聴して、つい先月、警察が盗聴していたという報告が来ました。このような警察の弾圧は韓国だけではないと思います。こういう弾圧に抵抗するために世界の労働者の連帯が必要だと思います。韓国政府を糾弾したいと思います。
 それにもかかわらず私たちは今、新しい闘いを進めるために準備をしています。
 顧みると、韓国で新自由主義攻勢が本格化された去る十数年間、鉄道労働者は民営化に反対し、休むことなく闘ってきました。時には失敗し、時には成果を出しながら今まで来ました。
 パククネ政権のもとで一度のストライキで民営化攻撃をやめさせられなかったということはありますが、私たちは失敗したとは思っていません。最も大きな成果は国民から広範囲な民営化反対の支持を獲得したことであり、同志の皆さんと連帯することができたということです。
 闘いを放棄しなければ必ず勝利するということを確信しています。特に国際交流、国際連帯の重要性をあらためて実感し、これを積極的に実践していこうと思います。
 国境のない資本に対抗して、私たち労働者民衆が連帯して団結しないならば、私たちは永遠に奴隷の身分になるでしょう。
 同志の皆さん、お会いできてうれしく思います。ありがとうございます。
 この連帯の闘いを忘れずに継承して、韓国と日本の労働者民衆がともに勝利する闘いをつくっていきましょう。
 トゥジェン!