動労総連合・新潟結成100人結集!9・19新潟国鉄集会

2019年7月31日

月刊『労働運動』34頁(0308号02/07)(2015/11/01)

動労総連合・新潟結成記念集会に100人結集!
9・19新潟国鉄集会

 戦争法案が未明に強行採決・成立した9月19日、新潟で動労総連合・新潟結成記念集会が開かれ、県内、全国から100人が結集して大成功しました。集会冒頭、星野文男動労総連合・新潟執行委員長が、「今日は、結成を祝う笑顔の集会となると思いきや、一転強行採決弾劾の怒りの表情が集う集会となりました」と述べ、未明の参院本会議での強行採決を弾劾し、「労働者の団結と国際連帯の力で戦争、非正規職化を打ち破ろう」「動労総連合・新潟は1957年の国鉄新潟闘争の息吹を引き継いでゼネスト情勢をたぐり寄せ安倍政権を打倒する」とあいさつし、目前の11・1全国労働者総決起集会への総決起を訴えました。
 集会に先立ち、JR東日本新潟支社前の公園に結集した全国と県内の労働者・市民は、外注化、非正規職化を糾弾するシュプレヒコールを新潟支社にたたきつけ、動労総連合・新潟を先頭に徹底的に闘うことを宣言するとともに、駅前デモで未明の戦争法案強行採決弾劾を叫び、ともに闘おうと呼びかけました。
 記念講演をした動労水戸副委員長の辻川慎一さんは、国会前での戦争法案をめぐる攻防で交流センター派と全学連の部隊の闘いが職場と大学で真剣に闘っているからこそ結集してきている人民に感動を与えていると述べ、今後の闘いの展望をさし示しました。そして、動労福島の橋本光一委員長の人柄にひきつけられた下請けの労働者が組合加入を決断したこと、国鉄新潟闘争の歴史を引き継ぎ、動労総連合・新潟が結成されたことの巨大な意義を述べ、戦争法案成立後のシールズや日本共産党の裏切りを踏み越えて戦争反対、安倍打倒の闘いが発展していく展望をさし示しました。
 経過報告を行った杉野彰書記長は、青年労働者の未来のために国労を脱退し、動労総連合・新潟結成を決断したと述べ、全員登壇して決意を述べた組合員とともに万雷の拍手がおくられました。
 9・19集会に向かって、組合結成の7月30日以来、労組交流センター会員を先頭に地区全体が団結し、戦争法案阻止の闘いを全力で闘いながら県内140労組にオルグに入り、県内と全国合わせて100に迫る賛同と賛同メッセージ、賛同金を獲得したことは、決起を開始した1000万労働者人民と結びつくことが可能であることを証明しました。JR職場でのビラまきのときに「本当に結成したの。すごいなあ」「新しい旗見たよ」「がんばってください」と声がかけられ、集会にもJR労働者が参加しました。また、9月1日には、JR関連職場の労働者が新たに組合に加入するとともに集会にも参加し、ともに闘う決意を述べました。
 そして、全国から動労千葉を先頭に動労総連合の仲間たちが駆けつけ、動労総連合・新潟の結成を祝い、ともに闘う決意を述べてくれました。
 「動労総連合と車の両輪」として闘う合同労組を新潟でつくる決意を、鰕名一男新潟地域一般労働組合委員長が述べ、「分断を打ち破る労働者の団結をつくりだしてともに闘おう」と呼びかけました。集会の最後に国鉄闘争全国運動・新潟の坂場信雄代表の音頭で団結ガンバローを三唱し、集会を締めくくりました。
 この集会の成功を突破口に、階級的労働運動の拠点として動労総連合・新潟建設、合同労組=新潟地域一般労組建設を推し進めていきます。
(鰕名一男・新潟県労組交流センター共同代表)

特集0308

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