3・15~16ストライキ貫徹! 津田沼~中野4往復を解消しろ
3・15~16ストライキ貫徹! 津田沼~中野4往復を解消しろ! 木更津支部で組織拡大!
〝若い人たちに動労千葉の闘う姿を示すためのストだ〟
動労千葉は3月15~16日、JRダイヤ改定による乗務員勤務制度改悪の中止を求め、習志野運輸区で本線運転士がストライキに突入した。今回のダイ改でJR東日本は、泊まり勤務で津田沼―中野間を4往復させる長時間行路を設定した。
◇16時 抗議行動
15日午後4時、習志野運輸区前で抗議行動が行われ、組合員や支援の仲間が結集した。ストライキに突入した相馬・津田沼支部長が、「乗務キロも拘束時間も増え、生身の人間のやる労働ではなくなっている。その怒りを込めてストライキに突入した。私は来年定年を迎えるが、このストは私が若い人たちに残す最後のメッセージだ」と訴えた。
◇18時 総決起集会
午後6時から千葉市文化センターで、スト貫徹!動労千葉総決起集会が行われた。主催者あいさつを関副委員長、基調提起を川崎書記長が行った。交渉報告は中村執行委員が行った。
津田沼支部の相馬支部長が発言に立ち、「今回設定された行路は若い人でも体が持たない。このままでは乗務中に倒れるか、重大事故が起きる。今日のストは、若い人たちに動労千葉の闘う姿を示すためのストだ」とこの闘いにかけた思いを語った。
◇木更津支部で組織拡大
CTS春闘について北村特別執行委員が決意を語り、木更津支部の花崎薫支部長からCTS木更津事業所での組織拡大が報告された。
連帯あいさつに、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さん、国鉄闘争全国運動東京東部の会、動労千葉を支援する会、そして千葉転、千葉機、幕張の各支部長、青年部長が決意表明を行った。
最後に田中委員長は、「ダイ改で設定された行路は人間が乗るものではなくなっている。そしてもっとひどくなる。今日のストは、この業務をこれからも続けなければならない青年に、ここで声を上げなくていいのかと問う闘いだ。木更津で始まった組織拡大は必ず次の展望を切り開く。19春闘は、『労働組合のない社会』『非正規だけの社会』をたくらむ歴史的転換点の中で闘われている。労働運動をよみがえらせよう」と集会のまとめを行った。
闘いの要求
①改悪乗務員勤務制度実施を中止すること。
②習志野運輸区B17行路について、津田沼~中野4往復を解消すること。
③拘束時間の延長を中止し、日勤行路は9時間以内、泊行路は19時間以内とすること。
④乗務員の高齢者対策を早急に実施すること。
⑤3万8千円の大幅賃上げを実施すること。
⑥外注化を撤回し、仕業・構内業務をJRに戻すこと。
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