関西のたたかいの中から 大阪市職役選で支持拡大 関生弾圧をめぐって議論

2019年9月26日

月刊『労働運動』34頁(0354号10/01)(2019/09/01)

関西のたたかいの中から!
大阪市職役選で支持拡大し1218票の獲得!
関西生コン支部弾圧をめぐって議論

赤田 由行(大阪市職労)
7月27日、大阪市職役員選挙の開票が行われました。私は「改憲阻止、関生支部への弾圧粉砕、会計年度任用職員制度反対」を訴えて執行委員長に立候補し、3週間にわたって連日のビラまき・オルグを行いました。
結果、票数は2年前の選挙からさらに増え1218票となりました。着実に支持が拡大しています。特に今回は、非正規労働者や、各支部役員の方が何人も声をかけてくれました。「今の委員長に何の魅力も感じない。赤田に投票した」と表明してくれた初対面の支部役員もいました。
各支部の役員は30代前半が増えており、職場は「労使関係条例」「政治活動規制条例」によって庁舎内・時間内の組合活動ができなくなり、組合事務所も奪われている中、公務員バッシングを前後して就職した青年が踏ん張っています。
関西生コン支部弾圧について、いろんなところで議論になりました。本部はこの弾圧を情勢で確認するだけなので、「闘う方針はないのか」と考えているのです。関西生コン支部の仲間は組合は違えど、地域共闘でともに闘ってきた仲間です。また、毎年沖縄平和行進に仲間を40人近く派遣して「基地も戦争も許してはいけない」と学んできた組合だから、弾圧という形で戦争が始まっていることを、敏感に感じとっているんだと思います。
会計年度任用職員制度に対しては、大阪市職が早々に「大綱合意」を行ったことが、すでに「失敗」として現場で議論され始めています。本部は「給料表の適用、期末手当・地域手当を支給」など、あたかも「良い制度が始まる」かのような宣伝を行ったのです。しかし、実質賃下げが当局から提案されようとしています。
今回わかったことは、今の執行部は「総務省が待遇改善と言っているんだから大丈夫」と本気で思っているということです。当局への幻想をあおり、現場労働者を地獄に引きずり込もうとする。このような執行部では、労働組合は成り立ちません。これは自治労本部がAIの導入や消費税増税の推進を方針にしようとしていることと一体です。
関西生コン支部の弾圧との闘いは、すべての労働組合活動家をもう一度原点に立ち返らせています。建交労・産労、UAゼンセンが「ストは(経営者会等への)背信行為」と訴えて経営者・警察に手を貸していますが、この腐敗に怒らない人はいません。弾圧や戦争に協力するために労働運動をやってきたのではない。当局・資本が苛烈な攻撃を加えてきたり、組合本部がどうしようもなくても、職場には労働組合の存在を頼りにする組合員がいて、闘う方針を求めている中で、必死で方針を考え、まじめに闘ってきた活動家がたくさんいます。
その格闘と、私たちが孤立しながらも「絶対反対で闘おう」と訴え続けてきたことが、弾圧との闘いを通じて、ついにひとつになるときが来たと思います。
参院選で改憲発議に必要な3分の2勢力を取れなかった安倍は、秋に本気で戦争発動を狙ってくるでしょう。この情勢を、労働者の巨大な反撃に転じる闘いをやりましょう! 11・3労働者集会、11・16関生集会に向けて頑張りたいと思います。