地平線 日韓連帯し改憲・戦争に突き進む安倍政権打倒へ 8・12集会が成功!

2019年9月26日

月刊『労働運動』34頁(0354号16/01)(2019/09/01)

地平線
日韓連帯し改憲・戦争に突き進む安倍政権打倒へ8・12集会が成功!

川添 順一(とめよう戦争への道!百万人署名運動・事務局)

8月12日、「『国益』と『排外』に憲法は屈するのか 改憲発議を阻もう!8・12労働者市民のつどい」が東京・曳舟文化センターで開催されました。25回目の「8・15集会」です。安倍政権による韓国敵視政策がエスカレートする中、私たちはどうあるべきか、どう闘うべきかを示す重要な集会となりました。
集会開始前、京成曳舟駅前で、民主労総ソウル地域本部のヨンスノク首席副本部長が「平和の少女像」のパフォーマンスを行い、その行動に集会参加者などから200人近くが合流、ハングルと日本語で書かれた「NO 安倍!」のプラカードが一斉に掲げられました。その様子を見ていた松元ヒロさんが、「『日本の皆さん、愛しています』という横断幕に思わず涙してしまった」とツイートされました。
集会は東大生が司会を務め、葉山岳夫弁護士の主催者挨拶で始まりました。
半田滋さん(東京新聞記者)が「先制攻撃できる自衛隊」と題して講演しました。半田さんは、18防衛大綱で自衛隊が「専守防衛」を踏み越えた、「もやは日本は危険な軍事大国の領域に入った。ここで改憲を認めたら名実ともに軍隊となり、戦争をすることになる」と分かりやすく語り、改憲阻止・安保法制廃止を訴えました。講演が好評で、半田さんの新刊本60冊が集会の休憩中に完売しました。
森川文人弁護士が主催者として基調的なアピールを行いました。「日々の暮らしへの不満と怒りを、あの国のせいだと排外主義をあおっている。安倍政権の改憲・戦争国家化は、9条改憲で戦争のできる国になること、アジア中東への自衛隊派の派兵と実際に戦争に突入する以外に、日本の資本・企業が帝国主義として生き残る道がないからだ。戦争はあくまで侵略戦争です。対立しているのは政府資本であり、日本の民衆と韓国の民衆ではありません。私たちは自国の政府を打倒します。それが手をつなぐことだからです」とアピールしました。
恒例の松元ヒロさんのコントも例年になく熱がこもり、安倍と麻生を痛烈に批判する演技と掛け合いで会場を沸かせました。
来日した民主労総のヨンスノクさんとキムスニさんが登壇、「大韓民国は1910年と1950年に二つの侵略戦争を経験しました。日本も民衆もまた侵略と戦争の最も大きな被害者であることをよく知っています。私たちは非核・平和のスローガンで連帯していく歴史的責務を持っています。軍国主義、覇権主義、帝国主義、日本国内の極右勢力に対して、日本と韓国の民衆が断固とした形相で団結し結束すれば、必ず勝利できると確信します」と訴えました。会場から大きな拍手が起こりました。
これに応えて動労千葉の田中康宏委員長が発言し、11・3集会への取り組みを訴えました。さらに狩野満男さん(星野全国再審連絡会議)、神奈川の元教育労働者、全学連から熱い発言があり、北島邦彦・元杉並区議が「共通の敵は安倍。国際的団結で改憲と戦争を止める、これが今日の結論です」とまとめ、8・12集会宣言を読み上げました。